アーキテクチャConference 協賛イベントレポート
こんにちは、Engineer Enablerを担当している三木です。
ナレッジワークにおける技術ブランディング活動全般を担当しています。
2024年11月26日(火)に開催された「アーキテクチャConference 2024」に、ナレッジワークはSilverスポンサーとして協賛しました。
本イベントはファインディ株式会社が主催する、ソフトウェアエンジニアリングにおけるアーキテクチャをテーマとした技術カンファレンスであり、オフライン/オンラインのハイブリッド形式で実施されました。オフラインで約300名、オンラインで約450名の参加があり、アーキテクチャに関心を持つ多くのエンジニアが知見を共有し合い、直接交流する貴重な機会となりました。
以下、当日の会場の写真とセッション資料を中心に、当日の雰囲気をお伝えします。
アーキテクチャConference 2024 協賛の背景
ソフトウェアエンジニアリングにおけるアーキテクチャ設計は、プロジェクトの目的や制約、チームのスキル、プロダクトの成長段階など、さまざまな要因に左右されるため、唯一の正解は存在しません。たとえば、プロジェクトの初期段階ではモノリシックな設計が適していても、規模が拡大するにつれてマイクロサービスへの移行が必要になることもあります。
ナレッジワークでは、創業当初からサービスの特性を見据え、最適なアーキテクチャを構築すべく試行錯誤を重ねてきました。現在は「3年で10個のプロダクトをリリースする」というコンパウンド戦略を掲げており、その実現に向けて未来を見据えたアーキテクチャ設計を追求しています。
このカンファレンスでは、これまでのプロダクト開発を通じて培ってきたアーキテクチャ設計の思想や工夫を具体的な事例として共有し、参加者の皆様にとって役立つ知見をお届けしたいと考えました。また、こうした取り組みを通じて、私たちのプロダクトに興味を持っていただけるきっかけとなればという思いから、今回の協賛を決定しました。
セッション 「コンパウンド戦略に向けた技術選定とリアーキテクチャ」
ナレッジワークのアーキテクチャの変遷や設計思想について語るセッションとして、「コンパウンド戦略に向けた技術選定とリアーキテクチャ」というタイトルで、CTOの川中真耶(@mayahjp)が登壇しました。
事業の変遷に伴い、プロダクトアーキテクチャを変革してきた経験を基に、各時代のメリットとデメリットを示しながら、今後同様の道を歩む可能性のあるスタートアップの参考になるようなお話をさせていただきました。会場はセッションを聴講希望いただいた方で満員で、真剣に耳を傾ける姿が印象的でした。詳細は資料をご覧ください。
セッション終了後にはmayahがブースに移動し、ASK THE SPEAKERを行いました。多くの方にブースを訪れていただき、具体的な質問をいただくなど活気のある交流が行われました。
スポンサーブースの模様
ブーススタッフから弊社の主要プロダクトである「ナレッジワーク」の特徴をデモを交えながら解説するなど、実際のプロダクト機能を体験していただきました。来場者のみなさまとの交流では、積極的に質問や意見交換が行われ、弊社のアーキテクチャやプロダクトの機能設計に関心を示していただく場面が多く見られました。
またテーブルにはスタンドパネルを設置し、「あなたがこれまでの経験で、成果や能力の向上(イネーブルメント)を最も実感したのはどんな時ですか?」というお題に対して、ブース訪問者のみなさまにご記入いただきました。この仕掛けを通して、ナレッジワークのコアである「イネーブルメント」という概念について、来場者のみなさまに少しでも実感いただけたのであれば幸いです。
おわりに
今回の「アーキテクチャConference」への協賛を通じて、多くの技術者の方々と交流できました。
参加した弊社社員もまた、他社のセッションやブース、会場ポスターにて共有されたアーキテクチャ事例から学ぶ部分が多く、非常に有益な機会となりました。
ブースや懇親会でお話させていただいたみなさま、そして運営のみなさま、ありがとうございました。
ナレッジワークは、今後も技術コミュニティの発展に貢献する企業であり続けることを目指し、積極的に協賛活動を行って参ります。今後のイベントでも、より多くの方と交流できることを楽しみにしています!
最後に、ナレッジワークではエンジニアを絶賛募集しております。プロダクトにおけるアーキテクチャ設計に興味がある方はお気軽にご応募ください。
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