ナレッジラボはSRENext2025に参加しました!
ナレッジラボはSRENext2025に参加しました!
SREチーム3名とVPoT1名の計4名で参加しました。
それぞれのメンバーが会議を振り返り、参加レポートとしてまとめました。
面白かったセッション
オンコール⼊⾨〜ページャーが鳴る前に、あなたが備えられること〜
私は組織にジョインしてからSREとして働き始め、ちょうど3ヶ月になります。
このセッションは、トレーニーとして意識すべきことが具体的に示されていて、非常に参考になりました。
• トレーナー視点の大切さ
将来的に自分が新人を迎える立場になったときに、同じような支援体制を整えていきたいと感じました。
• 整理と可視化の重要性
ログやメトリクスの見方が多く混乱しやすい、業務だけではシステム理解が難しいという点に共感しました。自分用のタスクリストやチートシート、通信図の作成は、ぜひ実践したいです
• 準備しても想定外は起きる
障害対応では、どんなに準備しても未知のことは起きる。課題を分解しながら、リアリティショックをセルフマネジメントするという姿勢に学びがありました。
最後に、「地道にできることを増やすしかない」「ベストプラクティスにとらわれすぎない」というメッセージがとても心に残りました。
(Iguchi)
”日本一のM&A企業”を支える、少人数SREの効率化戦略
スタートアップではM&Aや事業統合が当たり前だからこそ仕組みでスケールさせるという、SREの思想が不可欠というメッセージが強く響いたセッションでした。
少人数でも戦える「3段階アプローチ」
1. 現場主導でまずインフラを立ち上げ
2. SREが開発チームへ入り込んで知見を抽出
3. 知見を全社施策に昇華
この流れがシンプルながら秀逸で、「全てを最初から標準化しようとしない」という点は学びが多かったです
(Sagara)
60以上のプロダクトを持つ組織における開発者体験向上への取り組み -チームAPIとBackstageで構築する組織の可視化基盤-
組織や運用サービス数の規模は私たちのそれとは大きく異なりますが、情報の分断と探索コストの増大などについては同じ課題をかかえていたので、非常に参考になりました。
特に、管理する情報の切り分けにおいてチームトポロジーの考え方を採用されていて、チームAPIとして情報を定義しておられる点が非常に興味深かったです。
(Ohashi)
すみずみまで暖かく照らすあなたの太陽でありたい
インフラとアプリの安定稼働の目的が「お客様」を向いているのが素敵で、SREの本質だと感じました。
あと、OSSのツールを使い内製しているところも良きでした。
SREのすべてが詰まっている、学びがあり、楽しいセッションでした。
(Murata)
参加した感想
やるか、やらないか
弊社のSREチームはまだ立ち上がったばかりで、メンバーも3名と少人数です。課題も多くありますが、同じような状況にあるチームが多いことを実感しました。
その中でも、具体的な施策を実行に移している組織が数多くあることに刺激を受けました。私たちも足踏みせず、一歩ずつでも着実に前に進んでいきたいと思います。
(Iguchi)
AI活用はもはや当たり前
SRE NEXT 2025に参加して、最新トレンドを幅広くキャッチアップすることができました。
中でも印象的だったのは、とにかくAIに関する話題が多かったことです。
インシデント対応の自動化、トリアージの優先度判断、SLO逸脱の予測や要因分析など、AIを組み込んだSRE運用の事例が各社から多数紹介されており、AIを使うかどうかではなく、どう活用して信頼性向上につなげるかというフェーズに入っていることを強く感じ、AI活用はもはや当たり前という印象でした。
(Sagara)
他社SREと交流できた!
国内最大級のSREイベントということもあり、大変盛り上がっていました。
意外とSRE以外のポジションや、他職種とSREを兼務されているという方も多数参加されている印象でした。
懇親会では他社SREの方々ともたくさん交流でき、とても有意義な時間を過ごせました。
(Ohashi)
来年はプロポーザルを出す!
SRE NEXT 2024も参加したんですが、今年は圧倒的にAI関連のセッションが多かったですね。
SREとAIは相性がいいと思うので、弊社もSREのAI活用を加速させたいなと思います。
(Murata)
最後に
私たちは、管理会計SaaS「Manageboard」のインフラを支えるSREエンジニアを探しています。
会計というミッションクリティカルな領域で、クライアントが日々蓄積する大量の仕訳データを、高い性能・機密性・可用性をもって支えることが求められます。
だからこそ、SREの力が存分に発揮できる、非常にチャレンジングでやりがいのあるポジションです。
「技術でサービスを支えたい」「社会的意義のある領域で腕を試したい」
そんな想いをお持ちの方、ぜひ一度お話ししませんか?
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