オンラインのDocker実行環境「Play with Docker」を試す
ふと思い立ってオンラインのDocker実行環境を探してたらPlay with Dockerを見つけました。
というわけで今回はこのサイトでDockerの実行環境を構築してみました。
ログイン
DockerHubかGithubのアカウントでログインすることができます。
インスタンスを起動
ログインするとPlayground画面が表示されます。
左のメニューから ADD NEW INSTANCE
をクリックして新しいインスタンスを起動することができます。
以下のようにターミナルが表示されれば準備完了です。
とりあえずコンテナを起動してみる
まずはGetting Startedのコンテナを動かしてみます。
ターミナルで以下のコマンドを実行します。
docker run -dp 80:80 docker/getting-started:pwd
実行すると以下のように開放したポート番号のリンクが表示されます。
リンクをクリックして以下のページが表示されたらコンテナは正常に動作しています。
停止するときは以下のコマンドを実行します。
docker stop $(docker ps -q)
Docker Composeを試してみる
今度はDocker Composeを使ってみましょう。
今回はDocker Composeのドキュメントで紹介しているWordpressのサンプルを動かしてみます。
まずは以下のコマンドでdocker-compose.ymlを作成します。
touch docker-compose.yml
その後はVimなどのCLIエディタで編集すればいいですが、ここではPlaygroundで使えるエディタを試します。
EDITOR
ボタンをクリックすると別タブでエディタが開きます。
先程作成したdocker-compose.ymlを開きます。
エディタ画面を開いたら以下の内容を書き込んで Save
ボタンをクリックします。(どうやらCtrl+Sが使えないようです…)
version: '3'
services:
db:
image: mysql:5.7
volumes:
- db_data:/var/lib/mysql
restart: always
environment:
MYSQL_ROOT_PASSWORD: somewordpress
MYSQL_DATABASE: wordpress
MYSQL_USER: wordpress
MYSQL_PASSWORD: wordpress
wordpress:
depends_on:
- db
image: wordpress:latest
ports:
- "8000:80"
restart: always
environment:
WORDPRESS_DB_HOST: db:3306
WORDPRESS_DB_USER: wordpress
WORDPRESS_DB_PASSWORD: wordpress
volumes:
db_data:
先程のPlaygroundの画面に戻って以下のコマンドを実行し、コンテナを立ち上げます。
docker-compose up
Getting Startedと同様にポート番号のリンク(今回は8000番)をクリックします。
すると、別タブで以下のWordpressの初回画面が起動します。
あとは画面に沿ってアカウントを作成して以下のようにWordpressのダッシュボードが表示されたら正常です。
片付け
インスタンスは DELETE
ボタンをクリックして削除します。
Playgroundは4時間で自動的にセッションが切れますが、 CLOSE SESSION
ボタンをクリックするとセッションが強制的に切れます。
まとめ
今回はオンラインのDocker実行環境を試してみました。
Dockerが公式で紹介していて無料で手軽に試せるので、ちょっとしたワークショップの開発環境に導入してみるのがいいかもしれません。
ソースコードはオープンソースで公開されているのでフォークして自分でカスタマイズなってこともできますね(やるとは言ってない)
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