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[Azure]Microsoft Applied Skills(NW) 合格体験記
はじめに
2023/10/26にMicrosoftから、Microsoft Applied Skillsという新たな資格群が発表されました。
いわゆる今までのMicrosoft認定資格は、全般的な知識に対しての確認でしたが、本試験ではビジネス要件に対して正しく環境を作成できることが問われます。
詳しくは以下を参照となるが、ポイントをピックアップすると以下の通りになる。
- 試験時間は2時間
- 合格率は70%
- 現在は期間限定で無料提供中。
- 12月下旬から追加言語に対応。現在は英語のみ。
- 試験中に他のドキュメントを見ることは問題なさそう
- 現在は9つの試験に対応。(リンク先を参照)
- 不合格の場合は、72時間後に再受験が可能。
- 「ビジネスの目標と目的に合わせた重要なプロジェクトを実装するために必要な対象スキルを持っていることを証明する、新しい検証可能な資格情報」とされている。
- Microsoft 認定資格では幅広い知識の習得を目的としていたが、プロジェクトの中で発揮できるスキルを確認する目的がある。
結果
「Azure ネットワークを使用してワークロードへのセキュア アクセスを構成する」を受験しました。
結果としては、無事に合格しました。1時間半くらいで終わりました。
難易度としてはそこまで難しくないです。ある程度実務で触っているれば問題ないと思います。
どちらかというと、後述の通り、英語の解釈によって要件をどう解釈するかが正誤に響きそうと感じました。
試験内容
詳細は割愛しますが、セキュリティなどのNW要件がシナリオとして渡されるため、正しく解釈し適切なAzureリソースの選定・設定を行います。
受験して感じたこと
- どこまで採点の基準に含まれているのか
- 作成リソース名はどうか
- 環境を作成する場所はどうか
- 労力が少ない方法を選ぶべしとあるので、デフォルトでいいのかと思いつつ、一部がEUで一部がUSみたいな変なシステム構成になるなとは気になった。
- 問題分の解釈
- 例えば「イバンウンドの制限をしたい」という要件があったときに、特定のグループからの制限なのか、すべての接続元からの制限なのか記載があいまい。(英語のonlyがどこにかかるのか、英語力の問)
- 先に時間のかかるリソースから作っておく。
- 日々触っている というバックグラウンドは必要
- OS内の動作確認までは求められていない(と感じた)
- ログインユーザの明記が無いため入りようがない。
- 絵を書きながら必要作業を洗い出すのがよい。
- 全体の流れはAWS SysOps Administrator Associateのラボ問題に近いものを感じた。
- Azureに触れる機会が増える。
- 中々自分自身でシナリオを組んで、それに沿って作ってみようとはならない。合格を目標にするとハードルが高くなってしまう人にとっては、Azureに触れてみる機会とフランクにとらえてみるとよい。
今後への期待
まだ開始されたばかりのため、難易度も探り状態に感じました。何より本試験が、いわゆる通常のMicrosoft認定資格を補完する位置づけとして、合格しておくべき資格として世界的にも認知度が浸透していけば良いと感じました。
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