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[Azure] 非 HTTP(S) トラフィックの負荷分散サービスについてまとめてみた

2023/01/07に公開

勉強資材

https://learn.microsoft.com/ja-jp/training/modules/load-balancing-non-https-traffic-azure/

Azure Load Balancer の価格帯について

MicrosoftとしてはAzure Standard Load Balancerの利用を推奨している。
Basicで作成可能な機能は、Standardでも実装されている。

Traffic Manager のDNS負荷分散の理解を深める

Traffic ManagerはDNSベースでの負荷分散と理解していたが、本ドキュメントで理解を深めることができた。
DNSサービス(AuzreだとAzure DNS)にレコードを追加し、主にCNAMEやAレコードで負荷分散を行っていくことになる。以下の概要図が参考になる。


DNSベースで名前解決を行っていき、ルーティング方法(重みづけ・優先度づけなど)にも依存するが、最終的に処理を行うリージョン・サービスに解決を行っていく。
この辺が、Front Doorで謳っている、レイヤー7ベースの負荷分散とは異なるところになる。
作成時の画面を見ていると、CNAMEに登録するDNSを作成し、さらにそこから、最終的に処理を行うサービス(VMなど)を指定している。そのため、マルチサイト運用をしたい場合には、その数だけ、Traffic Managerのプロファイルを作成する必要があるということだろう。

  • プロファイル追加

  • プロファイルに対してのエンドポイントの追加

  • 入れ子になったTraffic Managerプロファイルとは?
    現状、Traffic Managerの1つのプロファイルでは、1つのルーティングメソッドしか利用できない。
    不便なので、そういった時に使える。

    例えば、最初はDNSベースでパフォーマンスルーティングを行った後に、指定されたエンドポイントでさらに重みづけでルーティングをしたい場合には、入れ子になったプロファイルを利用できる。

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