Disk Storage と Managed Disk と 非Managed Disk の違い
きっかけ
プロジェクトの中で、2つを使い分けた検討をしている課題があったため。
そういえば違いって何なのだろうと整理した。
結論
Disk Storageの中に、Managed Diskと非Managed Diskが存在する。
非Managed Diskは、2025年でのリタイアが発表されたため、実質Disk Storage = Managed Diskと考えても問題はないだろう。
Azure Managed Disks にはアンマネージド ディスクの全機能とその他の機能が追加されたため、2022 年 9 月 30 日にアンマネージド ディスクの非推奨が開始されます。この機能は、2025 年 9 月 30 日に完全に廃止されます。
マネージド ディスクを使用すると、Azure がバックグラウンドでストレージ アカウントを管理するため、お客様はディスクの作成時にストレージ アカウントの管理について心配する必要がなくなります。このレベルの抽象化により、顧客のメンテナンスの負担が大幅に軽減されます。さらに、マネージド ディスクには、信頼性の向上、スケーラビリティ、ストレージ容量の増加、バースト、共有ディスクなど、アンマネージド ディスクに比べて多くの利点があります。
詳細
- Disk Storageとは
前述のとおりである。仮想マシンのディスク領域として存在するストレージサービスである。
補足として、Azureが提供するストレージサービスには、- Blobストレージ
- ファイル共有ストレージ
- テーブルストレージ
- キューストレージ
- ディスクストレージ
- NetApp Files
が存在する。
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非Managed Diskとは
仮想マシンのディスク領域。ストレージアカウントを作成して、その中に配置する必要がある。ページBlobとしてVHDファイルを格納する。複数のサービスを管理しないといけない都合上、使い勝手が悪かった。ストレージアカウントでIOPSが20000なので、複数のディスクを1つのストレージアカウントの中に作成すると劣化する。 -
Managed Diskとは
仮想マシンのディスク領域。StandardやPremiumなどのプランは作成時に選択するが、作成後はストレージアカウントとは別のサービスとして管理される。厳密にはストレージアカウントの中に配置されるのは変わらないのだが、ストレージアカウント部分はマイクロソフト管理になるため、ピュアにディスクを管理しているイメージへと改善されている。
調べてみてはいいけれど、非Managed Diskについてはほぼ利用を視野に入れなくてよいだろう。
もし使いどころが気になる場合は、参考URLを確認してみること。
参考URL
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