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Disk Storage と Managed Disk と 非Managed Disk の違い

2023/07/01に公開

きっかけ

プロジェクトの中で、2つを使い分けた検討をしている課題があったため。
そういえば違いって何なのだろうと整理した。

結論

Disk Storageの中に、Managed Diskと非Managed Diskが存在する。
非Managed Diskは、2025年でのリタイアが発表されたため、実質Disk Storage = Managed Diskと考えても問題はないだろう。

Azure Managed Disks にはアンマネージド ディスクの全機能とその他の機能が追加されたため、2022 年 9 月 30 日にアンマネージド ディスクの非推奨が開始されます。この機能は、2025 年 9 月 30 日に完全に廃止されます。
マネージド ディスクを使用すると、Azure がバックグラウンドでストレージ アカウントを管理するため、お客様はディスクの作成時にストレージ アカウントの管理について心配する必要がなくなります。このレベルの抽象化により、顧客のメンテナンスの負担が大幅に軽減されます。さらに、マネージド ディスクには、信頼性の向上、スケーラビリティ、ストレージ容量の増加、バースト、共有ディスクなど、アンマネージド ディスクに比べて多くの利点があります。

https://azure.microsoft.com/en-us/updates/azure-unmanaged-disks-will-be-retired-on-30-september-2025/

詳細

  • Disk Storageとは
    前述のとおりである。仮想マシンのディスク領域として存在するストレージサービスである。
    補足として、Azureが提供するストレージサービスには、
    • Blobストレージ
    • ファイル共有ストレージ
    • テーブルストレージ
    • キューストレージ
    • ディスクストレージ
    • NetApp Files

が存在する。

https://learn.microsoft.com/ja-jp/azure/storage/common/storage-introduction#sample-scenarios-for-azure-storage-services

  • 非Managed Diskとは
    仮想マシンのディスク領域。ストレージアカウントを作成して、その中に配置する必要がある。ページBlobとしてVHDファイルを格納する。複数のサービスを管理しないといけない都合上、使い勝手が悪かった。ストレージアカウントでIOPSが20000なので、複数のディスクを1つのストレージアカウントの中に作成すると劣化する。

  • Managed Diskとは
    仮想マシンのディスク領域。StandardやPremiumなどのプランは作成時に選択するが、作成後はストレージアカウントとは別のサービスとして管理される。厳密にはストレージアカウントの中に配置されるのは変わらないのだが、ストレージアカウント部分はマイクロソフト管理になるため、ピュアにディスクを管理しているイメージへと改善されている。

調べてみてはいいけれど、非Managed Diskについてはほぼ利用を視野に入れなくてよいだろう。
もし使いどころが気になる場合は、参考URLを確認してみること。

参考URL

https://techblog.ap-com.co.jp/entry/2022/06/29/180000

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