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AI用語集|エージェント・RAG・ファインチューニング など

2025/03/24に公開

AIまわりの基本用語をまとめています。今後も新しい用語を随時追加します。最新の用語は、リストの上に追加していきます。

AIエージェント (AI Agent)

指示しなくても、自分で判断して動くAIプログラム。目的に向かって「何をやるか」をAIが決めて、タスクを実行する。エージェントには「知識」を持たせ、「タスクを実行させる仕組み」を作る必要がある。たとえば、誰かのレポートを書くAIエージェントなら、その人に関する情報をエージェントに持たせ、レポートの書き方を学習させる。RAGやファインチューニングを使って実現する。

チャットボット (Chatbot)

特定の話題について、自動で質問に答えたり、会話ができるAIプログラム。AIエージェントに似ているが、もっと汎用的に使う。

RAG (Retrieval-Augmented Generation)

データベースから情報を検索し、それをもとにAIが回答を生成する手法。 大規模言語モデル(LLM)の内部データではなく、主にVector Databaseなどの外部データベースから情報を探す仕組み。

ファインチューニング (Fine-tuning)

事前学習済みモデルに追加学習させ、特定のタスクや用途に最適化すること。モデルそのものに新しい知識やスキルを組み込む方法。たとえば既存の大規模言語モデル(LLM)に自分専用の知識を学習させることができる。

ベクターデータベース(Vector Database)

データをベクトル形式で保存・検索するデータベース。検索や類似した情報を見つけるために使われる。

学習 (Training)

モデルに大量のデータを使ってパターンやルールを学ばせること。これによって、大規模言語モデル(LLM)など、さまざまなAIモデルを作り上げる。

推論 (Inference)

学習(Training)やファインチューニングが終わったモデルを実際に使い、最適な答えを作り出すこと。会社でいえば、学習済みのモデルを活用して製品やサービスを提供する際に、この「推論 (Inference)」が必要になる。

エンベディング(Embedding)

AIが処理しやすい「数値のリスト(ベクトル)」に変換する技術。意味が近いものは、数値も近くなるように作られている。言語、画像、音声、動画など、さまざまなデータに使われる。

大規模言語モデル(LLM, Large Language Model)

大量のテキストデータで学習した、大規模な自然言語処理モデル。質問への回答、文章生成、要約など幅広いタスクに対応する。

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