✨スタートアップに入社して1年半が経ちました
初めまして!
株式会社Kivaというユニークなスタートアップでエンジニアとして働いている小泉です。
入社してから1年半ほど経ったのと、2024年もあと一週間になりちょうどいい機会なので入社してからの1年半を振り返ってみようと思います!
入社前は何やっていた?
今はエンジニアとして4年目になり、前職ではネットワーク系の販売管理システムのバックエンドエンジニアとして働いていました。
しかし、その当時は将来何をしたいのか、どんなエンジニアになりたいのかが明確でなく、目の前のタスクを淡々とこなす毎日を送っていました。
そんな中、システムをクラウドに移行するプロジェクトを任される機会がありました。
移行作業の最中に、ユーザーから「こういうことができたらいいな」といった小さな要望が寄せられました。
ボタンをつけるだけだったため、サッと機能を実装したのですが、それがかなり喜ばれたことが印象的でした。
今まで、ユーザーとエンジニアの距離が遠く、自分が作ったものに本当に価値があるのかを実感しにくいと思っていましたが、価値が届いたことを実感した瞬間でした。
ユーザーの不満を解決したい、もっとより良いアイデアを自分で考えてプロダクトに反映させて価値を提供したいと思うきっかけになりました。
やりたいことの方向性が見つかった
今まで何がやりたいのか分からなかったのですが、ぼんやりとやりたいことの方向性が決まりました。
- ユーザーからの意見を受け取って、素早く価値を届けたい
- プロダクトを0から作りたい
- アイデア出しや技術選定をなどの裁量を持って開発がしたい
これら条件を満たせる環境はどこだろうと考えた時に、スタートアップしかないなと思いました。
スタートアップはスピードが命
入社初日、緊張しながらオフィスに行くと、自分の机にMacbookがポツンと置かれていました。
エンジニアが誰もいなかったので、とりあえずセットアップしていると、30分後ぐらいに「もうリポジトリをクローンしたよね?タスクの説明するから来て」と声をかけられ、これがスタートアップのスピード感なのだと実感しました (VSCodeすら入れてないのに笑)
また、入社したときはサービスが1つだけだったのですが、半年後ぐらいに全く別のサービスが立ち上がったのは、スタートアップならではのスピード感だなと思いました。
最初はこのスピード感の適用に苦労しました。
自分は機能を実装しているときに、こういうのがあったらいいな、こうしようとかアイデアが湧いてきて、120%の完成度を求めてリリースが遅れがちでした。
以下に早く機能を出すかが大事になってくるので、70%でとにかく出すのが大事です。(もちろん品質も同じくらい大事です。)
今でもまだ至らない点はありますが、「まずコアとなる部分を出す、それから改善していく」という考え方を学びました。
スピードは大事!でもやらないことから考える
自分が実装した機能やプロダクトを商談で、自分で説明することもあり、こうだったらいいよね等の意見を直でいただくことがあります。
自分は「確かにそうだな」とか「それはすぐにできそうだから実装しよう」と思うことが結構ありました。
エンジニアだと、ユーザーから言われた要望とかもパッと実装できてしまうため、まず手を動かそうと考えがちです。
しかし、スタートアップだとメンバーが少ないため、その対応をしてしまうと新機能の開発とかがストップしてしまいますし、勢いで実装したものの実はそんなに求められていなかったりします。
スピード感は確かに大事ですが、それって本当に必要なのか、不便かもしれないが既存の機能で対応できないかを実装する前に一度立ち止まり、「やらないことを考える」ことの重要性を学びました。
来年の目標
現在取り組んでいるプロダクトをさらに成長させることです!
ユーザーのニーズを的確に捉え、価値ある機能を提供し続けることで、プロダクトの市場競争力を高めていきたいと考えています。
技術面はもちろん、ビジネス面でもなぜこの会社が伸びているのかなど言語化できるように知識をつけていきたいです。
まとめ
まだまだ未熟なエンジニアではありますが、1年半の経験を通じて、技術面・ビジネス面で多くの学びと成長を遂げることができました。
これからも挑戦を続け、ユーザーにとって価値あるプロダクトを創り上げるために努力していきます。
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