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AWSコンソールの秘匿したい情報をマスキングするChrome拡張機能
TL;DR
AWSコンソールで,隠したい情報にマスクを自動で作成してくれるChrome拡張機能を2つ紹介します.
背景
技術ブログを作成する際に,AWSコンソール画像を載せることもあると思います.
その時,ARNやアカウントIDなど公開したくない情報にマスキングしたいですよね.
今までは,画像をパワポに貼り付けて,色付きの長方形を隠したい箇所に被せてマスキングしてました.
そんな時にChrome拡張機能でマスキングできる方法を知りました.
Stylus
Stylusのインストール
公開されている GitHub にアクセスします.stylus-aws-management-console.user.css
をクリックします.
Stylus にこの css をインストールする画面に遷移するので,左側のインストールをおします.
CSS のコメントを見ると、いくつかのサービスに対応しているようです.
- AWS IoT Core
- AWS Lambda
- Amazon CloudWatch Logs
- Amazon SNS
GitHub で公開されているため,自分の必要なマスクを追加して Pull Request も投げられます.好きなようにカスタマイズしていくのがよいでしょう.
動作確認
AWS Lambdaのコンソールを開くと,右上のアカウント名とLambda関数のARNがマスクされています.
AWS Masking
動作確認
サポートされている情報は以下の通りです.
これらの情報は AWS マネジメントコンソール上で自動的にマスクされます.
- Account ID
- ARN
- Access Key ID
- Secret Access Key
AWS Lambdaのコンソールを開くと,Lambda関数のARNがマスクされています.
設定を変更すると,マスクを変えることもできます.ARNのチェックを外しましたが,アカウントIDはマスクされています.
まとめ
AWSコンソールで,隠したい情報にマスクを自動で作成してくれるChrome拡張機能を2つ紹介しました.拡張性の高さは,Stylusですが,AWS Maskingも使いやすいUIです.
お好みの拡張機能を試してみてください.
参考
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