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AWSコンソールの秘匿したい情報をマスキングするChrome拡張機能

2024/12/17に公開

TL;DR

AWSコンソールで,隠したい情報にマスクを自動で作成してくれるChrome拡張機能を2つ紹介します.

背景

技術ブログを作成する際に,AWSコンソール画像を載せることもあると思います.
その時,ARNやアカウントIDなど公開したくない情報にマスキングしたいですよね.
今までは,画像をパワポに貼り付けて,色付きの長方形を隠したい箇所に被せてマスキングしてました.
そんな時にChrome拡張機能でマスキングできる方法を知りました.

Stylus

https://chrome.google.com/webstore/detail/stylus/clngdbkpkpeebahjckkjfobafhncgmne

Stylusのインストール

公開されている GitHub にアクセスします.
https://github.com/ma2shita/stylus-aws-management-console
Getting Startedに書かれている,stylus-aws-management-console.user.cssをクリックします.

Stylus にこの css をインストールする画面に遷移するので,左側のインストールをおします.
CSS のコメントを見ると、いくつかのサービスに対応しているようです.

  • AWS IoT Core
  • AWS Lambda
  • Amazon CloudWatch Logs
  • Amazon SNS
    GitHub で公開されているため,自分の必要なマスクを追加して Pull Request も投げられます.好きなようにカスタマイズしていくのがよいでしょう.

動作確認

AWS Lambdaのコンソールを開くと,右上のアカウント名とLambda関数のARNがマスクされています.

AWS Masking

https://chromewebstore.google.com/detail/aws-masking/nblpfncgdloilgeicnnlihegobmhjifb

https://github.com/koki-develop/aws-masking

動作確認

サポートされている情報は以下の通りです.
これらの情報は AWS マネジメントコンソール上で自動的にマスクされます.

  • Account ID
  • ARN
  • Access Key ID
  • Secret Access Key

AWS Lambdaのコンソールを開くと,Lambda関数のARNがマスクされています.

設定を変更すると,マスクを変えることもできます.ARNのチェックを外しましたが,アカウントIDはマスクされています.

まとめ

AWSコンソールで,隠したい情報にマスクを自動で作成してくれるChrome拡張機能を2つ紹介しました.拡張性の高さは,Stylusですが,AWS Maskingも使いやすいUIです.
お好みの拡張機能を試してみてください.

参考

https://qiita.com/sugimount-a/items/4a38f91c69544cfcb934
https://zenn.dev/kou_pg_0131/articles/aws-masking-introduction

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