ちょっとした工夫で見やすい構成図を書こう!
私は構成図を書くときにちょっとした自分ルールを持っています。
この自分ルールに則って構成図を書くことでとても見やすく、わかりやすい図を書けるのでいくつか紹介したいと思います。
最近はMiroを使って書いているので参考画像はMiroになりますが、他のツールでも利用できるルールになるので安心してください。
一定のサイズで配置する
NG
OK
特別な意図がなければ対象の要素のサイズは揃えましょう。
等間隔に配置する
NG
OK
特に意図がなければ対象の要素は一定間隔で揃えましょう。
こういった図を書けるツールでは等間隔に配置するためのスナップ機能や配置移動の機能があるのでそういった機能を活用しましょう。
縦横関係なく全ての要素を一定のルールに基づき等間隔に配置するのが見やすい図を作るコツになります。
線を交差させない
NG
OK
線を交差させると複雑さが上がるので交差させてはいけません。
そうは言っても・・・というときはもちろんありますが、大抵は配置を考え直すと交差せずに済むことは多いのでがんばりましょう。
グルーピングして線をまとめる
NG
OK
このぐらいの分量ならNGの書き方でも問題にはなりませんが、ある程度の大きさになると複雑さが跳ね上がるのでグルーピングして線をまとめましょう。
左から右、上から下に方向を整える
NG
OK
主になる要素を左上に配置して、そこから右、下、または右下に向かって配置していきましょう。
日本語、英語は左から右に読むため、PC環境下では大抵左上から右下に向けて読むようになっています。
そのため、例のようにクライアントからの関連を書いたような図を書きたい場合は、クライアントを左上に配置して、右、下、または右下に向かって配置すると読みやすくなります。
線を交差させるときは線を太くして色を変える
NG
OK
路線図のように線を太くして、交差する線の色を変えるとぱっと見は綺麗に見えます。
循環するようなグラフを書くときなどはどうしても線の交差をなくせないので、このようにすると誤魔化せます。
線の色の違いに意味はないのであくまでも誤魔化しです。
複雑さを強調する
ここまで書いた全てのNGを使うと複雑な構成図を書くことができます。
例えばシステム構成が複雑になって負債になっているから返済しないといけないと力説するときなどは、そのまま複雑に書くと説得しやすいのでおすすめです。
(用法・用量を守って利用しましょう)
まとめ
ここに書いたことはどれも難しくなく、効果の高いものになります。
でも、たったこれだけのことができていない人が多いので、できるようになると簡単に他の人と差をつけれるのでオススメです。
たぶん言語化できていないだけで他にも自分ルールがありそうなので気が向いたら適当に追記しますね。
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