Windows 11 Insider Preview Build 26220.6690 パスキー関連機能を触ってみる
検証環境
OSバージョン: Windows 11 Insider Preview Build 26220.6690
デバイス: Surface Go 4
ブラウザ: Edge 141.0.3537.44
注意: このスクラップはPreview版での確認のため、この内容でPublicバージョンに反映される保証はない。
Microsoftの同期パスキー対応
パスキー登録時の選択肢が変わった。
「Microsoft パスワードマネージャー」なるものが選択肢に。
Microsoft パスワードマネージャーを選択すると確認画面へ。
「別の方法で保存する」だと↑のダイアログに戻る。
Microsoft パスワードマネージャーでパスキーを作成する際、”おそらく”初回作成時にE2EE用と思われるPIN設定を要求される。
PINだけでなく文字列も可能な模様。
なんか上手くいかなった時のエラー画面。
原因は不明。1時間後くらい再試行したら上手くいった。
Windows Helloの認証(?)後、パスキー登録が成功した。
なぜかここでは顔認証ができずにWindows HelloのPINが強制された。
成功時のダイアログ
Microsoft パスワードマネージャーのリンクでパスワード/パスキー管理ページへ。
ここでもWindows Helloの要求が必要。(なぜかPWを要求された。その他から顔認証が使え、以降この画面表示の際は顔認証が優先されている)
EDGE上で確認できるパスキー情報ページ
GPMと似たような感じ。(GPMは表示名/ユーザ名の2つに対して、こっちはアカウント名のみ。display Nameの方かな?)
Microsoft パスワードマネージャーの設定ページ。
一番下に「保存されたパスキーへのアクセスを無効にします」という項目がある。
これを選択するともう一度Microsoft パスワードマネージャー PINを入力するまでデバイス内のパスキーにアクセスできなくなるらしい。
認証はいつも通りと言った感じ。
ただ、なぜかMicrosoft パスワードマネージャーのアクティベートに毎回Window HelloのPINが求められて、顔認証が使えない。なぜ...
3rd Party パスワードマネージャープラグイン対応
今までブラウザ拡張機能で対応していた3rd Party パスワードマネージャーがシームレスに扱えるようになったらしい。
前回のAuthenticate 2024直前の発表だったので一年前くらいですね。試したパスワードマネージャー: 1Password for Windows Beta (Updated to 8.11.14-19 on October 1 2025)
まず設定画面から「アカウント」>「パスキー」>「詳細オプション」を開く。
ここで特定のパスキーマネージャーをオンにする。
パスキー登録時の選択画面、ここでは「Windows Helloまたは外部セキュリティキー」を選択する。
登録先が1Passwordになっている。
ここで「変更」を押すと従来のWindows Hello(デバイスバウンド)、Hybridなどの選択肢が表示される。
1Passwordでパスキー保存を続行すると、
まず「1Passwordのマスターパスワード入力が要求」される。SSは撮り忘れた。
その後パスキー保存確認画面へ。
ここで「保存」をすると、Windows Helloの認証が入る。
(裏ではタイムアウトでEDGEがエラーになってしまっている...)
Autofillの選択肢に1Passwordはでてこない。
ここはまだPreview版だからかな。
別のパスキーを使用する、で1Passwordのパスキーは選択できた
登録されたパスキー
- Microsoft Password Managerのやつ
- Transports: ["hybrid", "internal"]
- AAGUID: d3452668-01fd-4c12-926c-83a4204853aa
- 1Passwordのやつ
- Transports: ["internal"]
- AAGUID: 00000000-0000-0000-0000-000000000000
以上。