オライリー本を形式Kindle app(Mac, iPad)で読む方法
この記事では、epubとpdfをKindle app(Mac, iPad)で読めるようにする方法を書いていきます。
- 各端末にKindle appがインストールされていることが前提です。
- Kindle for Mac or homebrew
- Kindle for iPadは、App storeからインストール
- この記事では、Send to Kindleの方法は使用しません。
- 最大50MBまで送信が可能ですが、Gmailを使用している場合は25MBまでしかファイル添付できないことと、仮に送れるようにするにしても手間が多いためです。
電子書籍購入
オライリージャパンではkindle版の発売がほぼ無く、代わりにオライリージャパンで電子書籍版を購入することができます。
購入すると、epubとpdfの形式でダウンロードすることができます。
epubをKindle appで読めるようにする
Send to Kindleで受け付けている形式でepubがないことから、epub を Kindle app で読めるようにするためには、Kindle 形式にする必要があります。
ここでは、mobiファイルを用意します。
mobiファイルを用意する
-
必要なappを用意
kindle previewer or homebrew -
kindle previewerでepubをmobiへ変換する
[本を開く]でepubファイルを選択 > ファイル > エクスポート > ファイル形式で[本(.mobi)]を選択し、任意の場所に保存します。
Kindle for Mac
Kindle for Macでは、app内でダウンロードしたkindle書籍は、以下のディレクトリに保存されます。
$ ls -la ~/Library/Application\ Support/Kindle/My\ Kindle\ Content/
このディレクトリに先ほどダウンロードした***.mobi
をコピーします。
$ cp /path/to/***.mobi ~/Library/Application\ Support/Kindle/My\ Kindle\ Content/
この状態で、Kindle for Macを落として、再起動させると、~/Library/Application\ Support/Kindle/My\ Kindle\ Content/
にコピーした ***.mobi
ファイルを初期化して、ディレクトリが作成されます。
これで、Kindle for Macから[ダウンロード済み]を見ると、購入した電子書籍が読めるようになります。
Kindle for iPad
Kindle for iPadでは、Finder経由でKindle for iPadに直接***.mobi
ファイルをコピーします。
- MacとiPadをケーブルで直接接続します。
- Finderを開き、iPad > ファイル > Kindle を選択します。
- すると、ファイルをドラッグアンドドロップできるので、
***.mobi
ファイルをドラッグアンドドロップします。 - この状態でKindle for iPadを再起動させると、LIBRARY > DOWNLOADED から購入した電子書籍が読めるようになります。
pdf を Kindle app で読めるようにする
自分がオライリージャパンで買った本の中では、必ずepubとpdfは必ずダウンロードできるのですが、技術書典などで購入した本はpdfのみ配布されていることが多いです。
pdfからepub, mobi形式に変換してKindle appで読むことも可能ですが、pdf変換の際に日本語対応されておらず日本後が抜けていたり、mobi形式に変換してもメモができなかったりして、変換による情報の抜けや操作性が失われる可能性があるので、pdfのみしかファイルがない場合はそのままpdfで読むことにしています。
Kindle for Mac
ライブラリ一覧画面で、ファイル > pdfをインポート で読めるようになります。
Kindle for iPad
mobi形式と同じやり方で読めるようになります。
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