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X11 ForwardingによるMacでのGUI表示

2024/09/12に公開

はじめに

自分で作業をするときに以下のQiitaの記事の情報が古くなっていることに気づいたので、内容をアップデートしてみました。

https://qiita.com/loftkun/items/37340745f211ea5d7ece

サーバでの準備

ここではUbuntuでの例を上げます。

sshdの設定ファイルを変更し、sshdを再起動します。

sudo vim /etc/ssh/sshd_config
# 以下の設定を行う、(自分の環境では一部はデフォルトで設定されていた)
# X11Forwarding yes
# X11DisplayOffset 10
# X11UseLocalhost no
sudo systemctl restart sshd

Macでの準備

XQuartzのインストール

インストールは以下のコマンドを実行するか、Xquartz-x.x.x.pkgをダウンロードして行います。

brew install --cask xquartz

以下のコマンドを実行し、環境変数が設定されていることを確認します。

echo $DISPLAY
# /private/tmp/com.apple.launchd.xxxxxxxxxx/org.xquartz:0

ssh接続

以上の準備を終えるとGUIの表示ができるようになります。-XY オプションをつけてssh接続し、GUIを表示するコマンドを実行します。

ssh -XY my-server

# サーバでの操作例
xeyes
# 目玉の表示がされたら成功

.ssh/config ファイルで以下のように設定すると、-XY オプションが不要になります。

Host my-server
    HostName xxx.xx.xxx.xx
    User hoge
    ForwardX11 yes
    ForwardX11Trusted yes
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