ViteとWebpackの比較

Viteとは？

Vite（ヴィート）は、ウェブ開発をすごく速くするツールです。特にモダンなJavaScriptフレームワーク（例: VueやReact）を使うときに便利です。

どうして速いのか？

1. 起動が速い！
普通のツールは、最初に全部のコードを読んで準備します。でもViteは、必要なところだけをすぐに読み込むから速いんです。
2. 開発中にページがすぐ更新される！
コードを変更すると、ページが一瞬で反映されます。

Webpackとは？

Webpack（ウェブパック）は、ウェブ開発で使うコードを1つにまとめるためのツールです。長い間、多くの開発者が使ってきた定番のツールです。

どうやって動くのか？

1. ファイルをまとめる！
例えば、HTML、CSS、JavaScriptなど、いろんなファイルを1つの大きなファイルにまとめます。
2. 古いブラウザでも動くように変換！
新しいJavaScriptのコードを古いブラウザでも動く形に変えてくれます。

ViteとWebpackの違い

項目	Vite	Webpack
起動速度	とても速い！	大きなプロジェクトでは少し遅い
更新速度	変更が即反映！	少し遅れることがある
学びやすさ	シンプルで直感的	設定がたくさん必要な場合がある
ファイル変換	新しいブラウザ向け（ESモジュール）を活用	幅広いブラウザで動く形に変換

コード例

Viteを使う場合

npm create vite@latest my-project
cd my-project
npm install
npm run dev

これでブラウザにページが表示されます！

Webpackを使う場合

npm init -y
npm install webpack webpack-cli --save-dev

そのあと設定ファイル（webpack.config.js）を作らなきゃいけません。

どちらを選ぶべきか？

• 新しいプロジェクトを始めるなら、Viteがオススメ。
• 大きな既存のプロジェクトで、すでにWebpackが使われているなら、そのままWebpackを使うのもアリ。