Open3
エンジニアリング組織論への招待 メモ
目的
自社のエンジニア組織をどのような組織にしていくかヒントを得る
読了前の各項目の自身の捉え方
思考のリファクタリング
- 開発時に関連する各要素の考え方
メンタリング技術
- 開発におけるメンタル面に対する向き合い方と手法
アジャイルなチームの原理
- アジャイル開発の捉え方
学習するチームと不確実性マネジメント
- 不確実・不安との向き合い方
技術組織の力学とアーキテクチャ
- これまでの項目を踏まえた技術組織のあり方について
1章 思考のリファクタリング メモ
- エンジニアリングとは理学に依拠しながらも何か役に立つものを実現していく学問
- 「はじめ」と「おわり」を考えおわりに向かって不確実性を減らしていく作業
- はじめはとても曖昧なもの
- おわりは具体
- エンジニアリングにおいて重要な考え方
- どのように効率よく不確実性を減らしていけるのか
- 不確実性の低い状態に効率よく移していく全ての行為がエンジニアリング
- 不確実性 = わからないもの = 「未来: 環境不確実性」「他人: 通信不確実性」
- 不確実性と向き合うのは「不安の山を越える」ということ
- 不安に対しては「攻撃」「逃避」という選択肢しか取れない
- 思考のリファクタリングとは以下の3つの考え方を用いて複雑な問題を簡単な問題に変換していくこと
- 倫理的思考の盲点
- 正解とはその人の知識の範囲内での正解である
- どんな時に自分・人は論理的でなくなる可能性があるのかを知った上で問題解決に取り組む
- 経験主義と仮説思考
- 情報を入手するたびに行動を起こす
- 少ない情報で問題解決に向かう
- システム思考
- 限られた時間と資源の中で正解を設定すること
- 倫理的思考の盲点
- 正しく事実を認識するのは正確な意味では困難
- 認知を事実として捉えてしまうから?
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
- 認知を事実として捉えてしまうから?
- 4つのイドラ
- 種族のイドラ
- 人間が本来持っている性質から生じる錯覚や偏見
- 遠くにあるものが小さく見える
- クライ場所では物がはっきりと見えない
- 人間が本来持っている性質から生じる錯覚や偏見
- 洞窟のイドラ
- 自分の周りがそうであるから他もそうであろうと思うこと
- 井の中の蛙みたい
- 自分の周りがそうであるから他もそうであろうと思うこと
- 市場のイドラ
- ことばの不適切な使用から始まる
- 劇場のイドラ
- 伝統や権威を無批判に受け入れて認知が歪む
- 種族のイドラ
- ゼロイチ思考
- 両極端に考えてしまうこと(スプリッティング)
- 一般化のしすぎ
- 小さな問題を大きな問題にして解くのを難しくしている
- 例)個人間の諍いが職種間の諍いとして捉えられてしまう
- 小さな問題を大きな問題にして解くのを難しくしている
- 選択的注目
- 人は見たいものしか見ない
- レッテル貼り
- 人の行動と属性などを紐づけて考えてしまう
- 結論の飛躍
-感情の理由づけ- 何か不安に感じるからこの計画は失敗するに違いない。
ーーーーーーーーーここまでが認知の歪みの種類ーーーーーーーーー
- 何か不安に感じるからこの計画は失敗するに違いない。