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AIに声援を送ると隠れたパワーが解放される

に公開

はじめに

プロンプトエンジニアリングというワードが広まって久しいですが、未だに重要ですね。
以前Courseraで公開されているGoogle Prompting Essentialsを受けました。

今回は「開発者のためのプロンプトエンジニアリング」という新しい資料を読んでみて、面白かったので抜粋して紹介します。

詳細はリンク先にあるのでそちらをご参照ください。

音声解説はこちら
https://youtu.be/R2CHfL_Nty8?si=yJXUZxz95r11g-Z7

プロンプト エンジニアリングとは

7 つのプロンプト テクニック

  1. 複数のタスクに分けて処理する
    まとめて複数のタスクを依頼するとうまく行かない場合がある。その場合はタスクごとにプロンプトを分ける

  2. 処理の順番通りに記述する

    「自然な推論の流れに沿った指示」を与えない場合、 30% 以上精度が落ちる恐れがあると報告されています。

  3. DON’T 形式ではなく DO 形式で書く
    NG: Google はどんな会社ですか? Google という単語を使わないでください。
    ↑回答にGoogleという単語を使ってしまう
    OK: Google はどんな会社ですか? Google という単語を避けてください。
    避けるというDO形式により Googleという単語は使われなくなる

  4. 複数個の例を提示する
    注意点として 一貫した形式で記述しない場合、性能が下がることが知られている

  5. 思考プロセスを例示する
    Few-shot prompting の例示において思考プロセスを示すと性能が向上する。Chain of Thought Prompting と呼ばれる。

  6. 仕事の内容を本業とする人になりきらせる

    論理的な作業や IT に関連する作業をさせたい場合に、 例えば「あなたは Google の StaffEngineer です。」と付け加えると性能が上がるという結果が知られています。

    思い込み大事!人間も同じかも 💪

  7. 感情を乗せた一言を付け加える

    「これは私のキャリアにとって大事です。」「成長の機会だと考えて頑張ってください。」「頑張れ、君ならできる!」などの言葉で性能が上がる場合があることが知られています。

    これ!これ知らなかった、おもろい 😂 これこそ人間と同じだ。

さいごに

「感情を乗せた一言を付け加える」というプロンプトのコツを初めて知りました。
リンク先の記事には実践的な例も記載されているのでぜひ読んでみてください。

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