Semantic Versioningのプレリリースバージョン、ビルドメタデータ

バージョン番号の付け方のひとつ、 Semantic Versioning ですが、メジャーバージョン、マイナーバージョン、パッチバージョンの後に、 プレリリースバージョン と ビルドメタデータ を追加することができます。

• Semantic Versioning 2.0.0
• セマンティック バージョニング 2.0.0 ※日本語

プレリリースバージョン

パッチバージョンの後に「-(ハイフン)」と「ドットで区切られた識別子」を追加することができ、この「ドットで区切られた識別子」の部分がプレリリースバージョンとなります。

• OK
  • 1.0.0-alpha
  • 1.0.0-alpha.1
  • 1.0.0-0.3.7
  • 1.0.0-x.7.z.92
  • 1.0.0-pre-release
• NG
  • 1.0.0-a_0 ※識別子は必ずASCII英数字とハイフン [0-9A-Za-z-] でなければなりません
  • 1.0.0-a..z ※識別子は空であってはなりません
  • 1.0.0-0123 ※数値の識別子はゼロから始めてはなりません

ビルドメタデータ

パッチバージョンの後に「+(プラス)」と「ドットで区切られた識別子」を追加することができ、この「ドットで区切られた識別子」の部分がビルドメタデータとなります。

• OK
  • 1.0.0+001
  • 1.0.0+20130313144700
  • 1.0.0+exp.sha.5114f85
• NG
  • 1.0.0+a_0 ※識別子は必ずASCII英数字とハイフン [0-9A-Za-z-] でなければなりません
  • 1.0.0+a..z ※識別子は空であってはなりません

プレリリースバージョン＋ビルドメタデータ

プレリリースバージョンとビルドメタデータの両方を追加することも可能で、両方を追加する場合は必ずプレリリースバージョンが先です。

• OK
  • 1.0.0-alpha+001
  • 1.0.0-beta+exp.sha.5114f85
• NG
  • 1.0.0+001-alpha ※プレリリースバージョン:(なし)、ビルドメタデータ:001-alpha、という意味になります