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latexmkからSkimで表示中のPDFをリロードさせる

2021/11/23に公開

はじめに

Mac上でのLaTeXによる文書作成において，SkimはPDFリーダーとしてよく用いられる．SkimはPDFの変更に合わせてPDFをリロードする機能を有しているが，この機能の使用は推奨されていない．私の環境でもリロードの際にPDFの表示がうまくいかなくなった（ページが真っ白になった）状況が発生したため，latexmkがコンパイル終了時にSkimの起動スクリプトを実行するようにして対処した．

環境

M1 mac 12.0.1
TeXLive 2021
- uplatex: 59450
- dvipdfmx: 61101
- latexmk: 60617
  - ※ 本記事ではlatexmkによるコンパイルを想定する
skim 1.6.6

やったこと

コンパイルしたい.texファイルがあるディレクトリに.latexmkrcとreload_skim.shを作成する
.latexmkrcには$success_cmd = "/bin/bash $out_dir/reload_skim.sh $out_dir/%B.pdf"を書く
reload_skim.shには以下を書く（Skim Wikiより）

#!/bin/bash
/usr/bin/osascript << EOF
  set theFile to POSIX file "$1" as alias
  tell application "Skim"
  activate
  set theDocs to get documents whose path is (get POSIX path of theFile)
  if (count of theDocs) > 0 then revert theDocs
  open theFile
  end tell
EOF

補足・参考記事など

latexmkのドキュメント (TeXLiveがインストールされていればtexdoc latexmkで見られます)
コンパイルしたいファイルと同じディレクトリにreload_skim.shを置く特別な理由はない（適当なディレクトリにおいて$HOME/.latexmkrcの方で起動スクリプトを設定すれば問題ない）．

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