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bolt.newでアプリ作ったら目から鱗。超えて"鯛"

2025/02/04に公開

bolt.newなるものを利用して交通費精算のアプリケーションを試しに作ってみました。

「AIがマジでアプリ作ってくれるツールあるよ」という友人のありがたい助言を聞き、お試しでやってみただけですが、目から鱗、、、超えて鯛が出てきました。

現時点では規模が限られるのですが、開発者的な知識が乏しくてもアプリを即開発 / リリースできる。こうなると色々不要になりそう、と思ったので色々書いてみます。

※ツール自体はリリースされて結構経つため、使ってみた記事は沢山あるかもしれませんが、自分の思ったところを含めて書こうと思います。

まずは、bolt.newについて

概要

boltをbolt.new(ボルト)は、StackBlitz社が開発したAI駆動のウェブ開発ツールで、プログラミングの知識がなくても、自然言語での指示だけでフルスタックのウェブアプリケーションを作成、実行、編集、デプロイすることが可能です。

  • 自然言語での開発で開発できる
    • ユーザーが「タスク管理アプリを作成して」などと入力するだけで、AIが自動的にコードを生成し、アプリケーションを構築してくれます
  • 多様なフレームワークのサポート
    • React、Vue、Angular、Next.jsなど、人気のフレームワークを幅広くサポートしており、ユーザーの要件に応じて最適なフレームワークを選択できます
  • ワンクリックでのデプロイ
    • 作成したアプリケーションは、ホスティングサービスにワンクリックでデプロイでき、すぐにインターネット上で公開・共有が可能です。
      • 自分が作ったアプリケーションをワンクリックですぐ公開できる…なんてこったい
  • AIによるパッケージ管理
    • ユーザーの要求に基づいて、AIが適切なパッケージを考えてインストールや管理をしてくれます。

少しエンジニアっぽい説明も入っていますが、やりたいことを書けば後はAIがやっちゃいまっせ!ってことですね。
Getting Started Guide for Bolt.new

作ってみた

やったことは数プロンプト入力しただけですが、せっかくならってことで手順を紹介します。
※アカウント登録 / 連携などの細かい手順は割愛します。

  1. bolt.newにアクセスする
    bolt.new

  2. 作って欲しいものを伝える
    今回は以下の通り、交通費精算をするアプリケーションを作成してみます。

    交通費精算をするためのアプリケーションを作成してください。
    テーブル形式で月ごとの交通費を出力できるようにしてください。
    個人が利用するだけです。
    登録したデータは参照や修正、削除ができるようにしてください。
    
  3. 入力後、何やら始めてくれる

    パッケージを入れて、環境を作っているよう
    作り終えると以下のように何を作ったのか具体的に説明してくれます。
    端的かつ丁寧でとても分かりやすですね
    (英語と日本語が混在していて、暗に英語も読めるようになれと言われている気がする...)

  4. 追加機能もお願いしてみる
    オススメしてくれたので、お願いしてみました。

    難なくすっと追加してくれ、今回も追加した内容を端的にまとめてくれました。

  5. 動かしてみる
    コードはいい感じみたいですね!

    「Preview」から別タブでアプリケーションを動かすことができます。

    ※コードも書かない。サーバーなど環境を整えなくてもいい。

思ったこと

(こんな話はもう何度も語られたかもしれませんが)

①言われたことをやるだけのエンジニアは価値がとても低くなる

言われたことをやるだけの人。この時点でbolt.newにはもう及ばないです。
何なら「これも必要ですか?」まで聞いてくるのがbolt.newの現在地です。

少し前までは言われたことをやるだけでもエンジニアとして価値がありました。
しかし、今はそうではありません。

②やりたいことをやってくれる"味方"

①の裏を返すと、自分自身をサポートしてくれる強い"味方"が誰にでもいるということ。
やりたいことがあれば、"味方"の力を使って実現させていきましょう。

なんて贅沢な人生でしょうか。

③〜は分からないからできない。できることでしかやろうとしない。は辞めよう

人間にできることは確かに限られています。
ただ、あなたができないからやらないは理由になりません。

今までは先輩や上司からしか聞けなかった質問でも、
より丁寧に教えてくれる存在があります。

なにか作ってもらい、わからなければ分解して分かるまで教えてもらいましょう。
「分からないからやらない」は、本当に秘匿されている情報のみでしょう。

踏まえて

「もうエンジニアが必要ない」となるのはそんなに遠くない気がします。
なぜなら「これをやりたい!」「実現したい!」について、格安でサポートしてくれる存在がもうすでにあるのです。

私自身、「とりあえずいろんなことを自動化したい!」と意気込んで、お仕事に取り組んでいますが、
いつかは私のお仕事も自動化され、人間以外に代替される日がくるんだろうな〜と思っています。

不安や焦り、楽しさなど、いろいろな感情がありますが、
とりあえず新しいことから目を逸らさず時代に合わせていろいろなことに取り組んでいきたいですね。

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