社会人学生やりながら転職した話
社会人学生 Advent Calendar 2022 16日目 を書かせていただきます。
SeaOtter です。ラッコが好きです。
自分は現在 JAIST 北陸先端科学技術大学院大学 の M2 として情報科学 ネットワークセキュリティ領域で社会人修士生活を送っています。
この記事ではスクラップ形式で簡単な業務経歴や大学院で学んでいることをまとめながら表題の「社会人学生やりながら転職した話」をちょこちょこ書いていこうかと思います。
自己紹介
まずは簡単な自己紹介から
SeaOtter ( Kentaro Mori ) と申します。JAISTの情報科学修士コースに所属しているM2です。専門はネットワークセキュリティ領域の中でもコンテナセキュリティを対象にしています。社会人になる前は社会情報学部という文理混合の学部に所属しており3年時の専攻選択で情報科学系を選択する前は心理学や社会学、経済学など幅広く色んな学問を味見してました。社会人になってからは社内インフラエンジニアとしてデータセンターネットワーク構築やクラウドIaaS 環境構築、クラウドへのPaaS 導入から最終的にはオンプレコンテナ基盤構築など様々な業務を行ってきました。今年2022年4月にパブリッククラウドをやっている会社に縁あって転職し、約8カ月が過ぎようとしています。
研究内容
ネットワークセキュリティ関連の研究をしていると言いましたが、具体的にはKubernetes上のコンテナセキュリティについて研究をしています。選択しているコースが修士研究ではなく課題研究という特定課題に絞った研究になるため、アカデミックというよりはエンジニアリング現場で困っている課題を解決する手法を提案するような研究をしています。 コンテナはアプリケーションを実行するための独立したランタイム環境のことでアプリケーションを実行するために必要な環境を提供します。アプリケーション開発の際にとても便利なコンテナですがセキュリティ上の問題が潜在的に発生する可能性があります。例えば、他のアプリケーションと共有されるオペレーティングシステムやライブラリに脆弱性が存在する場合、その脆弱性を悪用することで他のアプリケーションも攻撃される可能性があります。また、アプリケーションが動作するコンテナが直接インターネットに接続されている場合、外部からの攻撃を受けやすくなります。このような攻撃からどのようにコンテナをセキュアに運用するか夜な夜な研究しております。
転職
で、ここから本題の転職についてです。
正直、日々の業務と大学院授業などで手一杯だったので転職に関して準備はそれほどしていませんでした。会社では徐々に振られる業務が多くなる一方で少しずつ人が抜けている状態だったので自分もそろそろ組織を離れる時かなーという感覚はありました。全く組織やコミュニティに属していないのは精神的にも辛いのですが、大学院の方で同じ社会人学生の方々や研究室での繋がりがあったので、最悪転職失敗しても会社辞めて研究に専念すればいいか、くらいの気持ちで転職活動をスタートしました。
年末ぐらいから履歴書を書き始め、年始から面接が始まりました。クラウド系の仕事をしていたこともありパブリッククラウドをやってる会社に数社応募し、最終的にAzureをやっている会社に採用していただけることになりました。外資系なので入社前にジョブポジションの理解なども求められましたが、面接の中で仕事内容について十分に質問させていただいてたので採用面談の場でもしっかりと受け答えできたのは良かったです。
2月下旬に内定が決まった後、当時の上長に転職する旨を伝え約1か月ほど引き継ぎ業務を行なって3月末に退社、4月から今の会社に入社させていただき業務を開始となりました。
年末に振り返って転職当時を思い出しながら書いているので淡々と転職したかのような印象を与えてしまうかもしれませんが全然そんなことはなく、先に転職した友人に相談したり大学院の他の学生さんに相談したりと転職のプロトコルをいろんな人に聞いて周って、最終的に幸運にも空いていたポジションにたまたま滑り込めたという感じです。その後世界的なリセッションの影響で採用枠が凍結されるポジションもあったのでやっぱりタイミングは重要だなと感じました。
まとめ
いろいろ書きましたが、まぁこんな感じで様々なコミュニティを掛け持ちしながら生きています。今年からjob position的にもどんどん外部発表できるようになったのでよかったら他の記事などもご覧くださいー
Twitter Github LinkedInのフォローもよろしくね !