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Windows環境でTFTPサーバーを構築する
前書き
今回はルータやスイッチなどのネットワーク機器のファームウェアをアップデートするためにTFTPサーバーが必要になった為、そのことを記事にしていきます。
本記事では「Serve」というフリーソフトを使った方法を紹介します。
構築手順
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「Server」の公式サイトから画像右の「Server_Community」をダウンロードします。

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ダウンロードしたZipファイルを展開して「Serve」を起動します。
※今回は64bit版を使用する為、「Serve64」を選択します。 -
起動後、ダイアログが表示されるるので7秒待った後、画像左の「I'm a "Community" user」をクリックします。

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左上のアイコンをクリックしてメニューを表示させて「Settings」をクリックします。

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ルータやスイッチなどのネットワーク機器に転送したいファームウェアを保存しておくためのフォルダーをパソコン上に作成します。
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TFTPのタブに移り、必要なパラメーターを設定して「OK」をクリックします。
➀「TFTP Server」をチェック
➁「TFTP Server root directory」に手順5で作成したフォルダーを選択
➂「TFTP Security」は「Standard」を選択

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以上で設定は完了です。
設定を反映するために一旦Serveを終了して、Servaを再起動して下さい。

ファイアウォールの無効化
このままではルータやスイッチなどのネットワーク機器からPingが通らないのでWindowsセキュリティのファイアウォールを無効化しておきます。

参考文献
Discussion