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【DOP】Elastic BeanStalk Auto Scalingで使用するメトリクスを指定する
概要
Elastic BeanStalkのAuto Scalingはデフォルトでは以下の条件でスケーリングを行います。
- 各インスタンスからの平均アウトバウンドネットワークトラフィックが 5 分間で 6 MB を超えるか 2 MB を下回る場合
レイテンシー、ディスク I/O、CPU 使用率、リクエスト数といったメトリクスでスケーリングを行いたい場合は、設定ファイル.ebextensions
のaws:autoscaling:trigger
に指定します。
aws:autoscaling:trigger
aws:autoscaling:trigger
はAuto Scalingグループのスケーリングトリガーを指定するパラメタです。
プロパティMeasureName
でスケーリングに使用するメトリクスを指定することができます。
指定できる設定値は以下の通りです。(デフォルトはNetworkOut
)
- CPUUtilization
- NetworkIn
- NetworkOut
- DiskWriteOps
- DiskReadBytes
- DiskReadOps
- DiskWriteBytes
- Latency
- RequestCount
- HealthyHostCount
- UnhealthyHostCount
- TargetResponseTime
設定例
CPU 使用率をメトリクスとして使用します。(MeasureName
)
すべてのインスタンスの CPU 使用率が 3 回連続(EvaluationPeriods
)して 2 分間(Period
)で 80% を上回った(UpperThreshold
、Unit
)場合、1 つのインスタンスが Auto Scaling グループに追加されます(UpperBreachScaleIncrement
)。
すべてのインスタンスの CPU 使用率が同じ期間にわたって 20% を下回った(LowerThreshold
、Unit
)場合、1 つのインスタンスが Auto Scaling グループから削除されます(LowerBreachScaleIncrement
)。
option_settings:
aws:autoscaling:trigger:
MeasureName: CPUUtilization
Statistic: Average
Unit: Percent
Period: '2'
EvaluationPeriods: '3'
UpperThreshold: '80'
UpperBreachScaleIncrement: '1'
LowerThreshold: '20'
LowerBreachScaleIncrement: '-1'
このスクラップは2021/12/30にクローズされました