Closed2
【DOP】CFN DeletionPolicyについて
概要
CloudFormationでリソースに指定することができる属性の一つです。
スタックを削除する際、リソースを削除するか、スナップショットとして残すかを指定することができます。
削除する場合、Delete
、削除しない場合、Retain
、削除前にスナップショットを取る場合、Snapshot
を指定します。
未指定の場合、基本Delete
になります。
Delete
スタック削除時にリソースおよびそのコンテンツを削除します。未指定の場合、以下を除きこの設定になります。
- リソースが
AWS::RDS::DBCluster
の場合、デフォルトはSnapshot
-
DBClusterIdentifier
プロパティを指定しないAWS::RDS::DBInstance
リソースの場合、デフォルトはSnapshot
-
AWS::S3::Bucket
リソースの場合、バケット内の全オブジェクトが削除されていないとリソースが削除されません。
Retain
スタック削除時にリソースを削除せず、残します。
Snapshot
リソース削除前にスナップショットを作成します。
対応するリソースは以下です。
- AWS::EC2::Volume
- AWS::ElastiCache::CacheCluster
- AWS::ElastiCache::ReplicationGroup
- AWS::Neptune::DBCluster
- AWS::RDS::DBCluster
- AWS::RDS::DBInstance
- AWS::Redshift::Cluster
コスト面を考えるとRDSのデータを残す場合、Retainではなく、Snapshotを指定するのが適切か
このスクラップは2021/12/30にクローズされました