はじめてのOSSコントリビュート
対象読者
コントリビュートしたいけど、どこのプロジェクトにすれば分からない方
背景
2023/5に長野県松本市で開催されたRubyKaigiで、色々なセッションを聞いたり、Rubyistと交流することで、結構な刺激をもらいました。そして、私は帰り道でいくつかの目標をたてました。目標の一部は、こちらになります。
- 何かしらの形で5回OSSへコントリビュートする
- 英語力を上げる
これらの目標は次回のRubyKaigiまでに達成したいと考えています。
私の中でのコントリビュートの意味合いは、ドキュメントを作成するや、コードを修正する、新規機能を作成する等のことを指します。
また、英語力を上げるとは、スピーキング、ライティング、リーディングそれぞれの能力を上げることを指します。これができれば、TOEICとかの点数も上がるはず、、、
本記事で言及する目標は、何かしらの形で5回OSSへコントリビュートする
です。
きっかけ
まずは、コントリビュート先のプロジェクトを探さなくてはなりません。なにか良い感じなプロジェクトを探していたところ、このツイートを見かけました。
このツイートに記載されていたのは、なんとRails Girlsの日本語版を管理しているレポジトリではありませんか!Rails Girlsのオリジナルの教材は英文であり、有志の方がそれらを翻訳しています。さらに、現在、日本語訳を用意できていないページが存在しており、翻訳者を募集している!!
翻訳をすることで英語力が上がることにつながりますし、コントリビュートの経験を積めます。これは、私にとってスーパーウルトラコントリビュートチャンス!!!と思ったのです。
コントリビュート編
ちょっと大変でも、1ページまるごとを翻訳したいと思っていたため、いくつかのページを覗いてみました。すると、introduction Rubyというページが全て英文のままであることを見つけました。しかも、400行くらいのボリュームがあるため、手応えありそうです!!
まずは、こんな感じでIssueを立てました。
まとまった時間で翻訳したい思っていたので、仕事終わりの夜に取りかかりました。翻訳コーチとしてDeepLを活用していました。行数が多いため、コード内のコメント以外は、DeepLを最大限活用して翻訳をしました。
大変だったこととしては、DeepLの翻訳した結果が不自然な日本語であったり、一文が長すぎる場合があったため、読者が読みやすいように意訳したり、文章をいい感じに2つ文章に分割したことです。
翻訳に3時間くらいかかりましたが、プルリクエストを作成して、数日後に無事にマージされました!!!🎉
本番反映されたページはこちら!!https://railsgirls.jp/ruby-intro
今後
まだまだ英文のままのページが残っているため、継続して翻訳していこうと思っています。
また、ページを翻訳する以外に、いくつか別の課題があるようなので、それを解決できるように試みたいです。
最後に
コントリビュート先を探している方は、このRails Girlsのプロジェクトに貢献してみませんか?
Rails Girlsを通して、RailsやRubyについて興味を持ってくれる人や学ぶ人が増えてくれると嬉しいです!
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