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Large Language Models Are No Longer Shallow Parser
始めまして,たにちゅー研に所属している樋口です.
今回はACL2024の論文「Large Language Models Are No Longer Shallow Parser
」を紹介します.
プロンプトを工夫することによって,5ショットという厳しい条件下でどれだけLLMが構文解析できるのか検証を行う論文です.
ー論文の内容ー
自然言語処理の様々なタスクで非常に高い性能を持つ大規模言語モデル(LLM)が注目されています.
しかし,LLMがどこまでのレベルの文を生成できるかなどの基礎的な言語能力に関する検証はまだ不十分です.
そこで,当該論文は,特に自然言語が得意ではない能力である構文解析能力に対する性能の検証と性能向上のための提案手法を紹介している論文です.
提案手法は,チャンクという意味のある構文単位(句)を用いて,全文の構文解析を細かく分解.Chain-of-Thought形式でプロンプトの設計を行う手法です.
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