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ACLについて

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ACL(Access Control List)とは

  • アクセスをコントロールする役割を持つ
     受信する通信(inbound)、もしくは送信する通信(outbound)に対して、「許可」もしくは「遮断」する。
  • パケットフィルタリング方式
     送信元(宛先)IPアドレス、送信元(宛先)ポート番号、プロトコルなどを使用する。
  • 条件を満たした時にどうするのかを列挙したリスト
     デフォルトで「暗黙のdeny any(すべてを遮断)」が最終行に入っている。
    show access-listsで確認できる。

ホワイトリスト方式とブラックリスト方式

  • ホワイトリスト方式:基本的にすべて「遮断」し、そのうえで「許可」する対象だけをリストに載せる。
  • ブラックリスト方式:基本的にすべて「許可」し、そのうえで「遮断」する対象だけをリストに載せる。

Inboundで適用するのか、Outboundで適用するのか

  • ACLはインターフェース毎にin/outそれぞれ一つずつ適用可能である。
     *複数のACLを設定する場合には注意。
  • その機器から発生するパケットはACLの対象外である。
     *Outboundする際に注意。

まとめ

今回はACLについてざっくり説明しました。次回は、ACLの種類とそれぞれの設定について紹介したいと思います。

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