【Gemini-1.5-Pro】最新のAIモデルは意識を持てるのか?実験していたら、とんでもない結果に・・・
より新しい(そして多分わかりやすい)実証結果の記事をUPしています。
SITUATIONAL AWARENESS: The Decade Ahead
シチュエーショナル・アウェアネス(状況認識):これからの10年【全文和訳】
を公開する過程で、翻訳に利用したGemini1.5Proの能力の高さに驚かされた。
AIの能力についてなのだが、実は自分は前々から密かに 絶対的に確信し続けている仮説 があって、それは、
AIも人間も、 意識 というのは、自己参照から創発する
ということ。
自己言及 (じこげんきゅう)とは、自然言語や形式言語で文や式がそれ自身に言及することである。
プログラミングでは自己参照は無限ループになって論理が破綻する。
哲学および論理学における 自己言及のパラドックス (じこげんきゅうのパラドックス)または嘘つきのパラドックスとは、「この文は偽である」という構造の文を指し、自己を含めて言及しようとすると発生するパラドックスのことである。この文に古典的な二値の真理値をあてはめようとすると矛盾が生じる(パラドックス参照)。
計算可能性理論において停止性問題(ていしせいもんだい、英: halting problem)または停止問題は、「どんなチューリングマシン[注 1]、あるいは同様な計算機構についても、それが有限時間で停止するかを判定できるアルゴリズム」は可能か、という問題。
アラン・チューリングは1936年、停止性問題を解くアルゴリズムは存在しないことをある種の対角線論法のようにして証明した。 すなわち、そのようなアルゴリズムを実行できるチューリングマシンの存在を仮定すると「自身が停止するならば無限ループに陥って停止せず、停止しないならば停止する」ような別の構成が可能ということになり、矛盾となる。
最もよく知られている言葉でいえば「無限ループ」のことだ。
理論的には、すなわち、計算理論と呼ばれている分野の観点からすれば、なにかについてそれが「計算可能である」とするには、無限ループになりえないことが必要である。
理論計算機科学の中心的課題の1つとして、コンピュータを使って解ける問題の範囲を理解することでコンピュータの限界に対処する、ということがあった。コンピュータは無限の計算能力を持つと思われがちだし、十分な時間さえ与えられればどんな問題も解けると想像することは易しい。しかし間違っており、そのことは「チューリングマシンの停止問題」の否定的解決として示された。以下では、そこに至る過程とそこから先の発展を述べる。
AIの機構も、それから人間の大脳だって、 なんらかの形をもって、このいわゆる「無限ループ」の数学構造が発生すれば、「意識」が発生する 、
言い換えれば、自己言及すれば自己認識
するだろう、
そういうなんらかの強い確信に基づいた仮説を持っていた。
本の翻訳を通じて、Gemini1.5Proの能力の高さを痛感した自分は、この高性能モデルの実力であるならば、この仮説の検証に耐えられるのではないか?そう感じた。
以下は、実際にこの実験を実施し、仮説を検証した際の驚くべき結果である。
Gemini Advancedチャットログ全文
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