Drupalをローカル環境で使える『Acquia Dev Desktop』がサービス終了していた。
こちらの記事で紹介した、Drupalをローカル環境で使えるAcquia Dev Desktopが2021年6月末をもってサービス終了していました。
2021年6月30日をもってサービスを終了
Acquia公式によると、2021年6月30日をもってサービスを終了したとのことです。
With the advent of Acquia Cloud IDE, the best development environment for Drupal, it’s now time to close the book on Dev Desktop
サービス終了の理由としては、Acquia Cloud IDEというDevDesktopよりも優れた開発環境が登場したことを挙げています。
Acquia Dev Desktopはどのようなものだったか?
そもそもDev Desktopとはどのようなものだったか?
DrupalをはじめたとしたAcquiaのサービスをローカル環境(=自分のPC環境)で扱えるためのアプリケーションでした。
例えばDrupalを使ったウェブサイトを立ち上げたいとき、
Apache・MySQL・PHPといったミドルウェアを自分でインストールして、やっとDrupalをインストールすることができますが、
Dev Desktopはサイト名や管理ユーザーのIDやパスワードを入力し、数回クリックするだけでローカル環境にDrupalの開発環境を提供してくれるアプリケーションでした。
WindowsやMacOSなどOSに関わらず、面倒な作業なく、手軽に開発環境をセットアップできたことがこのアプリの良いところでした。
次は何を使えば良いのか?
Dev Desktopがなくなったことで、新たなローカル環境構築には何を使えば良いのでしょうか?
それについても下記の通り言及されています。
We believe the best solution, for the vast majority of organizations, is Acquia Cloud IDE
引用元によると、先述の通りAcquia Cloud IDEを推奨しています。
Cloud IDEはローカル開発環境を構築できる点はDev Desktopと変わりませんが、構築する場所が手元のPCではなく、クラウド上であることが違いだと言及されています。
クラウド上に環境を構築することにより、自分の作った環境を簡単にチーム内や顧客に横展開が可能となりそうです。
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