AIファーストのエディタCursorに入門する
概要
タイトルの通りAIファーストのエディタCursorに入門する。
普段、JetBrainsのIDEを利用している。
JetBrainsの製品にもAI Assistant機能があるがどちらが使いやすいかも含めて調査しようと思う。
ちなみにCursorの公式はコレ。
インストール
公式からインストーラーをダウンロードしても良いがHomebrewでもインストール可能なのでそっちで進めていく。
以下を実行する。
brew install --cask cursor
自分の環境だと特に問題なく完了した。
Running `brew update --auto-update`...
==> Auto-updated Homebrew!
Updated 2 taps (homebrew/core and homebrew/cask).
==> New Formulae
opensca-cli purr
==> New Casks
reader sakura
You have 29 outdated formulae and 3 outdated casks installed.
==> Downloading https://download.todesktop.com/230313mzl4w4u92/Cursor%200.20.1%20-%20Build%20231218ywfaxax09-arm64-mac.zip
########################################################################################################################### 100.0%
==> Installing Cask cursor
==> Moving App 'Cursor.app' to '/Applications/Cursor.app'
🍺 cursor was successfully installed!
ちなみに自分の環境は以下の通り。
MacBook Pro 14インチ
Apple M2 Max
64GB
macOS Ventura
初回起動
初回起動すると以下の画面が立ち上がる。
Languageの箇所に「日本語」を入力して + Install cursor
を押下する、これを実行すると cursor
コマンドでcursorを起動出来るようになるので便利。
「Continue」を押下して次に進む。
VSCode Extensions
以下のように使っていたVSCodeの拡張機能を利用するかを選択する。
自分は最初に書いた通り、今まではJetBrainsのIDEを利用しておりロクにVSCodeを使ったことがないので「Start from Scratch」を選択してゼロから始めることにした。
元々VSCodeユーザーの場合はUse Extensionsを選択すれば良いと思う。
Data Preferencesの選択
Cursorの改善の為、データを提供するかを確認される。
Privacy Modeを選択することでCursorでアウトプットしたコードはCursorのサーバー側には保存されまない模様。(OpenAI側にプロンプトは30日間残る。)
どちらかを選択して「Continue」を押下。
Sign Up or Login
ログイン画面が出現、自分の場合はアカウントがなかったので「Sign Up」を選択。
ブラウザでSing Up用の画面が起動する。
開発用のアカウントはGitHubで登録するのが楽なのでGitHubで登録を進めた。
これで初期設定は完了。
デフォルトだと以下のような画面が表示されている。
OpenAIのAPIキーを設定する
Cursorは有料で本格的に利用するにはProプランにアップグレードする必要がある。
しかしOpenAIのAPIキーを設定することでFreeでも利用可能になる、当然OpenAIのAPI利用料は請求されるが、使い方によってはこちらのほうが月に$20支払うよりも安く出来る。
おそらく大抵の人はこっち(OpenAIのAPIキーを設定する)を選んだほうが得。
画面右上の歯車アイコンから設定していく。
どのくらいの料金がかかっているか把握する為、OpenAIのAPIキーは専用の物を作ったほうが良い。
settings.json
の基本設定を実施
基本はVSCodeと同じなので settings.json
を設定していく。
command + ,
で設定を開く。
以下のアイコンをクリックして settings.json
を開く。
拡張機能
これもVSCodeと同じ。
以下でインストール中の拡張機能一覧を表示出来る点も同じ。
cursor --list-extensions --show-versions
よく使うショートカット
cmd + L
cmd + L
でAIとチャットが可能。
以下の画像にあるように @
アイコンからフォルダやファイル、Web上のドキュメントなどをAIとのチャットのコンテキストに簡単に追加出来る。
ちなみに私の環境だとキーバインドがJetBrains IDEを利用しているので cmd + Shift + L
になっている。
cmd + K
Cursor
の代表的な機能。選択部分のコードをプロンプトによって書き換える事が可能。