独学大全 読書メモ
読書メモの目的
独学大全(788ページ)[1]を読んだので、忘れないうちにここにアウトプットし、「なまけ心が生まれたら」見直してモチベーションを取り戻すのが目的。
また、記載されていたさまざまな技法をITエンジニアとしてどのように活用できるか整理し、これからも新しいことを学んでいきたい。
活用できそうな技法
活用できそうな技法をメモ。(一部実践中)
技法1 やる気の資源を掘り起こす「学びの動機付けマップ」
マインドマップ[2]を使い、動機づけマップを作ってみたらざっくり
- 仕事で使う技術スキル
- 興味のある技術スキル
- 英語ドキュメントを理解するスキル
を習得したいことがわかった。(と言うか、わかっていたけど継続できなかった・・・)
技法2 学びの出発点を見極める「可能の階梯」
「知っているところとわからないところの境界線」を見極めるところから学習する。少し簡単に感じるくらいがちょうどいいのかも。
技法5 重い腰を蹴っ飛ばす「2ミニッツ・スターター」
やる気が起きなくても「とりあえず2分頑張ろう!」ということ。2分やってみて気分が乗らなければやめてしまえばよい。(途中でやめることの方が難しいらしい)
技法6 自分も知らない自分の行動を知る「行動記録表」
スマホのアプリ(toggl_track[3])を使って、自分の行動を記録している。
記録することで、
- 「これから何をするのか?」を意識するタイミングが生まれる
- 「スマホを見ている時間が多い」など、反省ポイントが見える
- 学習時間がわかるので、モチベーション維持につながる
など、発見があった。
技法10 日課を習慣の苗床にする「習慣レバレッジ」
すでに習慣化されていることを足がかりして、新しい習慣を身に着ける。
平日休日を問わず習慣化されていること
- 起きる/寝る
- 3食食べる
- 歯磨きをする
くらいかな。もう少し行動記録表を見て細分化が必要。
技法13 他人は意志にまさる「ゲートキーパー」
他人に「XXまでに〇〇やりまーす!」と宣言することは、
さぼらない仕組みとして最高だと思ったが、実践するのに心理的な敷居がある。
- | パターン1 | パターン2 | パターン3 |
---|---|---|---|
誰に? | 不特定多数 | 知人 | 家族 |
どうやって? | SNS | SNS,メール | 紙に書き出して部屋に貼る |
技法27 知の最前線に向かう「雑誌記事(論文)調査」
ITに関する知識は変化が激しいので、知の最前線である雑誌記事(論文)に目を通し世の中の動向にアンテナを張ることが大事。SoftwareDegin[4]やWEB+DB[5]でも買うかな。
技法34 転読
何も考えすに早くページをめくる。最速の読書法
技法35 掬読
必要なところだけ読み取る。
技法36 文献と対話する「問読Q&A Reading」
自分の知らない新しい用語を深堀するときに使えそう。
新しい用語に対する”問い”と”答え”を作り、最後に要約することで理解を深めることができそう。
技法37 限読
決まった時間で読み終える。
技法38 黙読
声を出さずに(心のなかでも読み上げずに)文章を読む
技法39 音読
声を出して文章を読む
技法40 読み手を導く読書の手すり「指読Pointing Reading」
難しい本を読んでいると、「(理解せず)漠然と文字を眺めている」状態となり、睡魔が襲ってくる。古典的な方法だが使っていきたい。
技法41 刻読
ざっくり印(付箋など)をつけながら読む。印をつけたところを読み直す。
技法42 段落要約
段落ごとに要約する。
技法43 難所を越えるための認知資源を調達する「筆写Scribing」
独学大全[1:1]では、「テキストを一定量覚えて、書き写す」ことで理解を深めることが記載されている。ITスキル(特にプログラミング)を理解するには「手を動かす(プログラミングする)」ことが、筆写になるのだろう。
技法53 わからなくても迷わない「わからないルートマップ」
「わからない」状態に陥ることは多々あるが、「わからない」にも段階があり、それぞれの段階で対処方法は異なる。
技法55 自分という学習資源「メタノート」
紙媒体のノートも使うが、基本的にはmarkdownでテキストにまとめる。
VSCode[6] + markdown-preview-enhanced[7] を使うと便利!
おわりに
独学大全(788ページ)[1:2] を転読するだけで、新たな発見があると思いますので、おススメです。
コメントなどいただけると嬉しいです。
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