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エンジニアなら個人開発を必ずやるべき理由

2024/09/21に公開

この記事では、タイトルの通り、エンジニアなら個人開発を必ずやるべき理由について私の考えを述べます。
これは、私個人の意見なのでぜひ、「ここは違う!」「私はこう思う!」などありましたらコメントしていただけると幸いです。
また、以降で個人開発をやるべき理由を述べていくのですが、その前に前提として私の考えるキャリアについて説明させてください。
私は、キャリアを以下のように考えています。
キャリアとは時間資本を用いて人的資本を生み出し、人的資本によって社会資本を生み出し、社会資本によって金融資本を生み出すという、超長期にわたる投資の連鎖
この前提の元、エンジニアというキャリアを進めていく上で個人開発の重要性・効果について説明していきます。
それでは行きましょう!

エンジニアなら個人開発を必ずやるべき理由

結論から、私は下記三つの理由からエンジニアなら個人開発をするべきだと考えています。

①スキルアップ

②実績

③副収入

それでは、一つ一つ見ていきましょう。

①スキルアップ

このスキルアップとは、「時間資本を用いて人的資本を生み出す」フェーズであると言い換えることができます。個人開発をする中で新しい技術をインプットしたり、インプットしたものを実際にコードに落とし込みながらアウトプットをしたりすることでどんどん知識やスキルが身についていきます。
知識やスキルが身についていくことで、自分ができることが広がります。これは人的資本を向上させているということです。
このスキルアップというのは、キャリアを考えた時に一番初めに必要になることで、個人開発はこれを効率よく体験することができるのです。

②実績

個人開発で作成したアプリは、実績となります。この流動性が激しく、超売り手市場のエンジニア業界でわかりやすい実績を残すことは市場価値に直結します。より評価される実績にするためには、「人的資本によって社会資本を生み出す」というところを意識することが重要になると思います。
もちろん、最新の技術を使って、自分の欲しいアプリを作りました!でも、技術力は評価される思います。しかし、それよりも実際に社会に〇〇な課題があると感じて、その解決策として〇〇アプリを作成しました。の方が、技術力だけでなく、企画力や思考力などもアピールすることができます。
さらに、この社会資本を生み出す(社会に価値あるものを残す、課題を解決できるアプリとか)というところを行えないと③の副収入には絶対に辿り着きません。
なので、せっかく個人開発を行うなら、この「人的資本によって社会資本を生み出す」というところは意識してみてください。そして、人的資本があまりにも足りていないと感じる場合は、一旦別の方法でスキルアップを試みる(時間資本を用いて人的資本を生み出す)のも良いかもしれません。

③副収入

個人開発は、スキルアップや実績になるだけでなく、副収入を呼び込む可能性もあります。
①のスキルアップと②の実績と違うのは、副収入が得られない可能性もある点です。スキルアップと実績は多かれ少なかれ、絶対に得られるものです。しかし、この副収入は得られない可能性も大いにあります。ここでも重要なのが、キャリアの連鎖を考えることです。このフェーズは、「社会資本によって金融資本を生み出す」というものです。多くの人がこの金融資本を取ることにフォーカルしすぎていて、しっかり社会資本を生み出せているのかという視点を見落としがちです。
あくまでも時間資本→人的資本→社会資本→金融資本の順番です。大きな金融資本を取りたいなら、それなりの社会資本(社会に価値あるもの)を生み出さなければいけません。また、それなりの社会資本を生み出すには、確固たる人的資本(個人なら自分、会社なら社員)が必要です。この人的資本を形成するには時間資本を使わなければいけません。どこが欠けているのかをしっかり俯瞰することでキャリアの遠回りをなくせるかもしれません。

まとめ

この個人開発というのは、キャリアの連鎖を全て体験することができる一つの効率的な手段です。
まずは、金融資本を得ることを目標に試行錯誤するのをお勧めします。
おそらく、なかなかうまくいかいことが大半だと思うので、そうなったらどのフェーズが欠けているのかを分析をして、行動していきましょう。
個人開発なのでいくらでもPDCAを回すことができます。
さらに、金融資本を得られなくても人的資本の向上と社会資本を残すことはできます。
メリットはあってもデメリットは何もないと私は考えています。
ぜひ、エンジニアなら個人開発をして自分の市場価値、キャリアを高めていきましょう!

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