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【DAY91】就活に勝つポートフォリオの作り方
就活成功の鍵は「見せる力」
プログラミングスキルを身につけたら、次に必要なのはそれを“見せる”力。
つまり「ポートフォリオ」です。エントリーシートや面接だけでは伝えきれない自分の技術力や思考を、ポートフォリオを通じて明確にアピールすることが就活において非常に重要です。
今回は、エンジニア就職におけるポートフォリオの作成方法と、その準備について解説します。
1. 採用側は「何を見るのか?」
まず意識したいのは、「採用担当者がポートフォリオで何を見ているのか?」という点。具体的には以下の点が注目されます:
- 技術的な完成度(コードの質・UIのクオリティ)
- 実装力(API連携、状態管理、レスポンシブ対応など)
- 課題設定力(なぜそのアプリを作ったのか)
- GitHubの使い方(Commitログの意味、READMEの充実度)
- 保守性・拡張性を考慮しているか
コードの“上手さ”よりも、「考えて作ったか」が重視される傾向があります。
2. 何を作ればいい?
以下のような作品は就活向けポートフォリオに最適です:
- タスク管理アプリ:CRUD操作の基本を押さえられる
- API連携アプリ:天気予報・映画情報・翻訳などの外部API利用
- 技術ブログ or 技術記事まとめアプリ:情報収集力もアピール可能
- EC風アプリ:商品一覧→詳細→カート→購入フローを実装
- 自身のポートフォリオサイト:自己紹介・作品紹介・ブログを含めた総合サイト
重要なのは「なぜそれを作ったか」「何を工夫したか」を言語化できるようにしておくこと。
3. 準備で差がつく5つのポイント
① GitHubを整理する
→ 無駄なリポジトリは非公開に。READMEは必ず丁寧に記載。
② デプロイして見せられる状態に
→ VercelやNetlifyなどでURLを公開。モバイル対応も確認。
③ バグ対応・エラーハンドリング
→ ユーザー視点での操作を想定して対処済みにしておく。
④ 技術選定の理由を明確に
→ 「Reactを選んだ理由」「Tailwindを使った狙い」など。
⑤ スライドや発表資料を作っておく
→ 面接での技術説明に役立つ。LT形式の資料は特に有効。
まとめ
ポートフォリオは、あなたのスキルを“見える化”する最強の武器です。単に作品を作るだけでなく、その背景・技術選定・工夫ポイントを言語化できるよう準備しましょう。
「何を作ったか」より「なぜ・どう作ったか」が就活では響きます。
就職活動を“勝ち抜く”ために、ポートフォリオの質と見せ方に全力を注ぐ。
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