【DAY80】Unityで2Dローグライト、無料で使えるサンプルは?
はじめに
Unityで2Dローグライト(ローグライクよりライト、気軽に作れる感じ)を作りたい。でも、学習向けに「無料かつ実際に動かせるサンプル」が見つからない…という悩み、結構あるかと思います。そこで本記事では、今使える無料のサンプルやチュートリアルをTech視点で5つ厳選し、それぞれの技術的価値や注意点を解説します。
無料で使えるサンプル・チュートリアル5選
1. 2DRogueTest(GitHub)
オープンソースで公開されているUnityの簡易2Dローグライクプロトタイプです。トップダウン視点、プレイヤー移動、敵AI、戦闘、手続き型ダンジョン生成まで備え、初心者が構造を学ぶのに最適。クリーンなフォルダ構成と解説やチュートリアル記事付きで、Unity 2022以降で動作します。:contentReference[oaicite:0]{index=0}
2. Unity Learn公式「Create a 2D Roguelike Game」
Unity公式が提供する2時間半のコースです。プロジェクト構造、タイルマップ、ターン制移動、空腹値、障害物、敵など、ローグライクに欠かせない要素を順序よく学べます。実用性も高く、公式の安心感あり。:contentReference[oaicite:1]{index=1}
3. 「2D Roguelike」プロジェクト(古典版)
以前からあるUnity公式プロジェクトで、ターン制、空腹システム、敵の接触ダメージ、出口への移動といった基本的仕組みが含まれます。Unity5〜2020でも問題なく動作し、軽めのサンプルを動かしたい人に向いています。:contentReference[oaicite:2]{index=2}
4. GitHubの他実例リポジトリ(例:kurage1119/sample-unity-roguelike)
日本の開発者によるサンプルプロジェクトも利用可能。構成やアイデアの参考として、MITやApacheライセンスで再利用できるものが多数あります。学習素材として汎用性高し。:contentReference[oaicite:3]{index=3}
5. 「無料アセット」としてのテンプレート系
Unity Asset Storeには無料のローグライクアセットもあり、例えば「2D Roguelike」はタイル生成、ターン制、空腹値などの機能が含まれています。完成度はシンプルですが参考になるコード/機能多数。:contentReference[oaicite:4]{index=4}
Tech視点での選び方ガイド
利用目的 | 推奨サンプル |
---|---|
構造を手順で学びたい | Unity Learn公式チュートリアル |
実際に動くサンプルをカスタムしたい | 2DRogueTestやGitHubリポジトリ |
軽量・簡単に試したい | Unity公式「2D Roguelike」 |
素材/仕組みから組みたい | GitHub実例 or 無料アセット |
注意点とTips
- 多くのサンプルは ターン制・グリッドベースで作られており、リアルタイム化・ツインスティック操作に拡張する場合は大幅な改修が必要です。
- Unityのバージョンによって動作差あり。公式サンプルは Unity5~2020/6以降など幅広く対応していますが、GitHub版は Unity 2022以降推奨の可能性あり。:contentReference[oaicite:5]{index=5}
- ダンジョン生成アルゴリズム/敵AI/ステート管理などの実装構造が役立つサンプルも多いので、自作ゲームのアーキテクチャ設計にぜひ活かしましょう。
結論
Unityで2Dローグライト制作に取り組む際、無料かつ実用的なサンプルはちゃんと存在します。手順を学びたいなら公式チュートリアル、動くベースが欲しければ2DRogueTestや他のGitHubサンプル、軽く試すならUnity公式の「2D Roguelike」、よりパーツ単位で組みたいなら無料アセットが役立ちます。ぜひまずはダウンロードして実際に動かしつつ「なぜ動いてるか」を解析し、自分のプロジェクトに活かしていきたい。
Discussion