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【DAY121】Zennで稼ぐ方法:信頼を収益に変える戦略

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Zennは「エンジニアが知見を共有する場」として知られているが、直接的な収益化は難しいと言われる。
だが、「Zennで稼ぐ」ことは不可能ではない。
ポイントは、Zenn自体でお金をもらうのではなく、Zennを“収益導線の起点”にするという発想だ。

まず、Zennには広告も投げ銭もない。
だから「Zenn内だけで完結して稼ぐ」はできない。
しかし、Zennで得られる信頼・知名度・検索露出を“価値”として活かすことで、間接的に収益へつなげることができる。
その具体的な方法を、いくつか紹介しよう。


① Zenn記事を「実績の証明」として使う

Zennでの発信は、採用・業務委託・講師案件などにつながる。
企業は技術力を“見える形”で判断したがる。GitHubとZennの組み合わせは特に強力で、「理論と実践の両方ができるエンジニア」として評価されやすい。
実際にZennでの記事執筆をきっかけに、技術書執筆や登壇依頼を受けたエンジニアも多い。
Zenn=技術ポートフォリオと考えるだけでも、それが収益の扉を開く。


② 有料Zenn Booksを販売する

Zennでは「Books」機能を使って、有料技術書を販売できる。
たとえば、自分が作ったFirebase・Next.js・Reactなどの実装ノウハウを体系化し、
「個人開発で使えるFirebase入門」や「React×TypeScriptで作る実践アプリ構築法」などにまとめる。
noteよりも技術特化の読者が多いため、購買率は高めだ。
1冊あたり500〜1,000円程度でも、信頼と収益を両立できる。


③ 外部サービスへ誘導する

Zennの記事で信頼を得たあと、自分のnote・YouTube・Udemy・BOOTHなどへ読者を誘導する戦略も有効だ。
Zennの読者は「勉強意欲が高い」ため、
「続きはこちらの動画で解説」
「このコードの完全版はBOOTHで公開中」
といった流れが自然に成立する。
これは“Zennをハブにした収益化”といえる。


④ コミュニティ・コンサル系への展開

記事を通して共感を得た読者が集まれば、
「Zenn発のDiscordコミュニティ」や「個別サポート型講座」なども展開できる。
Zennではコメントやプロフィール経由で直接連絡を受けることもある。
信頼を積み重ねた結果として、相談や案件依頼が舞い込むケースも少なくない。


⑤ SEOと継続発信による長期的資産化

Zennの記事はGoogle検索に強い。
1記事で数千PVを得ることもあり、個人ブログを持たずともSEO流入が期待できる。
このアクセスを元に、他プラットフォームでの有料コンテンツへ自然に誘導できる。
つまり、記事が“営業し続ける資産”になるということだ。


Zennは短期的な収益は生まないが、
「信頼を蓄積し、それを収益に転換する」には最適の場所。
広告がなくても、Zennから仕事・ファン・販売の機会を生み出すことは可能だ。

最終的には、「書く → 信頼を得る → 売れる仕組みへ導く」という流れを自分で設計すること。
それが、エンジニアにとっての**“Zennで稼ぐ”という新しい形**。

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