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【Day13】投稿したくなるUIとは?導線改善と心理的ハードルの研究

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【Day13】投稿したくなるUIとは?導線改善と心理的ハードルの研究

こんにちは、Keisukeです。
個人開発もついにDay13。今回は、ユーザーの“投稿したくなる気持ち”をどう引き出すかについて掘り下げました。

サービスの中でも投稿機能は特に、UIの工夫がユーザー行動に直結します。
「見えるけど使われない」ではもったいない!投稿数を増やすために取り組んだ改善をご紹介します。


🤔 なぜ投稿されないのか?

Firebase Analyticsでの分析結果から、以下の傾向が見えてきました:

  • 初回訪問者の約60%が投稿画面を開かずに離脱
  • 投稿画面に来ても、何も入力せずに離脱するケースが多い
  • 書きかけのまま送信されないパターンも散見

これらは技術の問題ではなく、心理的ハードルUI設計が原因になっていることが分かってきました。


💡 投稿ハードルを下げるUI改善例

✅ 1. 投稿サンプルの表示

<p class="sample-text">例:「最近学んだことを書いてみよう!」</p>
  • 何を書いていいかわからない問題を回避
  • 空欄に「自由に書いてください」はかえって不親切

✅ 2. 仮投稿モードの追加(保存ボタン)

  • まずは“下書き”感覚で投稿できるように
  • 完成してなくてもとりあえず保存OKの安心設計

✅ 3. 入力中アニメーション・ヒント表示

  • 入力エリアに軽いアニメーションで視線を誘導
  • 「あと〇文字書くと保存できます」などの進捗フィードバック

📈 改善後の効果(Firebase計測)

指標 Before After 改善率
投稿画面到達率 38% 51% +13pt
投稿完了率(到達者内) 21% 37% +16pt
投稿後のリピート率(7日間) 9% 15% +6pt

数字で見ると、小さな改善が大きな成果につながっていることが分かります。


🔭 今後やってみたいUI施策

  • 絵文字リアクション機能で“反応される”体験をつくる
  • 投稿後に表示される「ありがとうアニメーション」
  • タグやカテゴリの自動提案によるネタ不足解消
  • 「他の人はこんな投稿をしています」的なガイドUI

💬 最後に

“投稿してもらう”というのは、機能だけではなく体験の設計そのもの。

機能を用意したからといって自然に使われるわけではなく、
「書いてもいいかな」「間違えても大丈夫そう」
そんな心理的な“許可”を与えるUI設計が大切だと改めて感じました。

明日は、下書き保存と仮投稿のデータ管理について技術的に深掘りしていく予定です。
読んでいただき、ありがとうございました!

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