【Day8】ユーザーフィードバックを反映したUI/UX改善の実践
【Day8】ユーザーフィードバックを反映したUI/UX改善の実践
こんにちは、Keisukeです。
個人開発8日目となる本日は、前回(Day7)で収集したユーザーフィードバックをもとに、実際に行ったUI/UX改善についてご紹介します。ユーザーの声を反映することは開発者にとって最も重要なことの一つであり、今回はそれを具体的な形にするフェーズとなりました。
🛠 改善のきっかけ:リアルな声の重み
前回のテストで寄せられた声の中には、見逃せない課題がいくつか含まれていました。たとえば「操作の流れがわかりづらい」「読み込みに時間がかかる」「説明が足りない」といったものです。これらは、開発者目線では気付きにくい部分ですが、ユーザー体験を大きく左右するポイントです。
改善対象は、UIの見直しから処理速度のチューニング、説明文の追加まで多岐に渡りました。すべての指摘が貴重で、むしろ「もっと早く気づくべきだった」と感じるほどでした。
💡 実施した改善内容
✅ 操作フローの明確化
- ボタンの位置や大きさを見直し、操作の迷いを減らしました
- テキストラベルをより具体的なものに変更(例:「保存」→「投稿を保存する」)
- ステップごとに案内するツールチップを実装
⚡ 表示速度の改善
- Firebaseからのデータ取得処理を見直し、非同期のキャッシュ処理を追加
- 画像には
loading="lazy"
を指定し、不要な読み込みを抑制 - 一部ページでスケルトンスクリーンを導入し、体感速度を向上
📝 UI内の補足情報強化
- 各UI要素の横に「?」マークを設置し、マウスオーバーで説明を表示
- 初回ユーザー向けに「はじめに読むガイド」を追加
これらの変更によって、ユーザーの離脱ポイントが減少し、操作完了率が上がる傾向が見られました。
📊 Firebase Analyticsでの変化
改善前と改善後での利用データを比較したところ、いくつかのポジティブな変化が確認できました。
- 離脱率:約12% → 6% に改善
- 投稿機能の利用率:約1.4倍に増加
- モバイルユーザーの平均滞在時間:約30秒延長
数字として見えると、改善の効果を客観的に確認でき、自信にもつながります。Firebase Analyticsは今後の改善にも欠かせないツールになりそうです。
✍️ 改善を通して感じたこと
開発者として「作る」ことに集中しすぎると、つい「使われ方」への意識が薄れてしまいがちです。しかし、実際に触れてもらい、そこからの気づきを得て改善することで、ようやくプロダクトは「人に使われるもの」に成長していきます。
個人開発は一人での作業ですが、ユーザーの声が加わることで、まるでチーム開発をしているような心強さも感じます。
🔭 今後の展望
今後は以下の点を中心に、さらなるブラッシュアップを目指していきます:
- モバイルUXのさらなる最適化
- アクセシビリティ対応(キーボード操作や音声読み上げを意識)
- 匿名で試せる簡易ログイン機能の実装
- より詳細なイベントトラッキングによるユーザー行動の可視化
おわりに
今回の改善を通して、ユーザーとの対話の重要性を改めて感じました。今後も小さな課題を見逃さず、一つひとつ着実に解決していく姿勢を大切にしたいと思います。
読んでいただき、ありがとうございました!
ぜひ、今後もフィードバックをお寄せください😊
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