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スクレイピングが許可されているサイトか確認する方法
Pythonでスクレイピングができるサイトかできないか調べる方法
Pythonでウェブスクレイピングを行う際に、スクレイピングが許可されているかどうかを調べる方法は主に2つあります。
robots.txtファイルの確認:
ウェブサイトのルートディレクトリに配置されている "robots.txt" ファイルを確認して、ウェブスクレイピングが許可されているかどうかを調べることができます。"robots.txt" ファイルは、ウェブサイトのインデックス作成とクローリングを制御するために使用されます。以下の方法でrobots.txtファイルにアクセスできます。
例: https://example.com/robots.txt
以下のような記述がある場合、スクレイピングが許可されている可能性があります。
User-agent: *
Disallow:
しかし、以下のような記述がある場合、スクレイピングが禁止されている可能性があります。
User-agent: *
Disallow: /
注意すべき点は、robots.txtファイルはウェブサイトの所有者が任意で設定するものであり、必ずしも正確な情報を提供しているわけではないため、スクレイピングを行う前に必ず利用規約を確認してください。
ウェブサイトの利用規約やポリシーを確認する:
ウェブサイトの利用規約やポリシーには、スクレイピングに関する情報が記載されていることがあります。ウェブサイトのフッターや法的情報のページにアクセスし、「スクレイピング」や「クローリング」、「ロボット」などのキーワードで検索して、スクレイピングが許可されているかどうかを確認してください。
どちらの方法でも確認できない場合は、ウェブサイトの管理者に直接問い合わせて、スクレイピングが許可されているかどうかを確認することが最善です。無断でスクレイピングを行うと、法的問題やアクセス制限につながる可能性がありますので注意が必要です。
以上のサイトでできるか確認してみた。
User-agent: Slurp
Crawl-delay: 2
User-agent: Mediapartners-Google
Disallow:
User-agent: wget
Disallow: /
User-agent: *
Allow: /
これはどのような意味?
この "robots.txt" ファイルには、いくつかの異なるUser-agentに対する指示が含まれています。それぞれの意味を説明します。
User-agent: Slurp
Crawl-delay: 2
これは、User-agent "Slurp"(Yahoo! Searchのクローラ)に対して、クロール間隔を2秒に設定することを指示しています。この設定により、ウェブサイトへのリクエストが過剰になるのを防ぐことができます。
User-agent: Mediapartners-Google
Disallow:
これは、User-agent "Mediapartners-Google"(Google AdSenseのクローラ)に対して、ウェブサイトの全てのページをクロールしても問題ないことを示しています。
User-agent: wget
Disallow: /
これは、User-agent "wget"(一般的なコマンドラインツールで、ファイルのダウンロードやウェブサイトのクローリングに使用される)に対して、ウェブサイトの全てのページのクロールやダウンロードを禁止しています。
User-agent: *
Allow: /
これは、上記のUser-agent以外のすべてのクローラ("*" はワイルドカードで、すべてのクローラを意味します)に対して、ウェブサイトの全てのページをクロールしても問題ないことを示しています。
このrobots.txtファイルは、特定のクローラに対して特別な指示を与えつつ、他のすべてのクローラに対してはウェブサイトの全てのページをクロールすることを許可しています。
結論
ウェブサイトのルートディレクトリに配置されている "robots.txt" ファイルを確認して、ウェブスクレイピングが許可されているかどうかを調べることができます。"robots.txt" ファイルは、ウェブサイトのインデックス作成とクローリングを制御するために使用されます。以下の方法でrobots.txtファイルにアクセスできます。
例: https://example.com/robots.txt
このスクラップは2023/05/02にクローズされました