いろいろな人のサイトの見え方を体験してみよう!
はじめに
ウェブデザインやコンテンツ制作を行う際、多くの人たちがアクセスしやすく使いやすいサイトを目指します。しかし、全ての人が同じように色を感じ取るわけではありません。色覚異常の人たちにとって、あなたのサイトがどのように見えるのか考えたことはありますか?
Chromeのデベロッパーツールには、この色覚異常をシミュレートする機能が備わっています。この記事では、その機能の使い方と、色覚異常の人々がどのようにウェブページを見るのかを理解するためのステップをご紹介します。
色覚異常のシミュレート方法
Chromeのデベロッパーツールで色覚異常をシミュレートする方法は簡単です。
1.デベロッパーツールを開く
Google Chromeの右上の3点リーダーアイコン(⋮)から、[その他のツール] > [デベロッパーツール]をクリックします。
2.レンダリングタブを開く
デベロッパーツールの右上の3点リーダーアイコン(⋮)から、[その他のツール] > [レンダリング]をクリックします。
3.色覚異常をエミュレートする
レンダリングタブを下にスクロールしていくと、色覚異常をエミュレートという項目があります。さまざまな見方でサイトを見ることができます。
色覚異常のシミュレート例
1.エミュレートなし
2.かすみ目
3.低コントラスト
4.赤色の識別不可
他にもさまざまな色覚異常の例があるので見てみてください
最後に
ウェブサイトを制作・運営する上で、色覚異常のユーザーの視点を考慮することは極めて重要です。Chromeのデベロッパーツールの色覚異常シミュレート機能を使うことで、さまざまな色覚を持つ人々がどのようにサイトを見ているのかを理解できます。これにより、より多くの人々にアクセスしやすく、使いやすいサイトを提供するための手助けとなります。
個人でサイトを運営している方などは、なかなかアクセシビリティを意識する機会も少ないかもしれません。デベロッパーツールではアクセシビリティを向上させるためのさまざまな機能が備わっています。これらを活用して全ての人に使いやすいサイトを目指しましょう!
追記
個人開発のプロダクトを投稿できるサイトを運営しています。
興味ある方は是非覗いてみてください!
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