🚀

NTTドコモの無料エンジニア育成プログラム体験記

2024/07/24に公開

概要

対象者:
無料のエンジニア育成プログラムやゲーム開発に興味がある人
内容:
NTTドコモのX-Tech Bridgeプログラムに参加し、メタバース3Dゲームを作成した体験記と成果報告
記事を読むとわかること:
X-Tech Bridgeプログラムの概要、参加方法、プログラム中に作成したメタバースゲームの具体的な内容や技術的な実装方法

序説

NTTドコモの無料エンジニア育成プログラムに参加していました
その感想と成果を記録したいと思います
https://42tokyo.jp/landing/x-tech_bridge/

X-Tech Bridge

2月にX-techに応募し、3月に説明会がありました。
参加方法は東京のオフラインの会場とzoomのオンライン会場2つから選ぶことができました。
また、PCはWindowsが推奨され、十分なPCを持っていない人向けにPCの提供もありました。

参加人数が100名ほどに対して応募者がそれ以上いたため、抽選で参加者が選ばれました。

成果

制限時間内に3つのギミックを乗り越えるメタバース(3dゲーム)を作成しました。
全体のマップは以下のようになっています。
既視感ありますか?気のせいですよ、気のせい。。。。

制限時間を超えたり、アトラクションから落ちてしまった場合ゲームオーバとなります。

制限時間

制限時間の実装は以下のブループリントで作成しました。
アンリアルエンジンでは、GUIでノードを繋いでプログラムを作成するブループリントまたはC++で作成することができます。

  1. 1秒ごとにEV_CountDownを呼び出します
  2. UIのタイマー表示を変更します

またEV_CountDonwは以下のブループリントで作成しました。

  1. UIと紐付ける
  2. 秒は1ずつ減らし格納する
  3. 分は秒を60で割った数に格納する
  4. もし秒が0になった場合、ゲームオーバのWidgetを呼び出す

水に落ちる判定

水に落ちる判定はとしてポイントは2つあります。

  1. 水はCharactorを透過させ、水の底はCharactorと衝突させる
  2. 衝突のイベントトリガーを設置する

ちなみにアクターはUnityのGameObjectにあたります。

Ninja Plaguin

アトラクションを超えるためには壁によじ登る必要がありますが、
この時Ninja Pluginを使用し実現しました。

ただ、UE5.3ではデフォルトでは動作できませんでした。
公式ドキュメントには特に書かれておらず、詰まったのですが
下記のようにブループリントを変更しました。

結言

ハッカソンの締切に追われすぎて、2日間ご飯を食べられなかったのですが、
その後、ラーメンは替え玉7杯まで食べることができました。
ラーメンの大食いに挑戦したい方は、ぜひハッカソンに出場してみてはいかがでしょうか?

ちゅらデータ株式会社

Discussion