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# LaGPTが必要だ── ## TeXがLaTeXに進化したように、GPTにも“設計の言語”が求められている

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TeXが登場した当時、その出力品質の高さは革命的でした。
しかし、使いこなすには構文の深い理解と細かな手作業が必要で、多くの人には難しすぎた。

それを解決したのが LaTeX です。
構造をテンプレート化し、マクロで再利用し、スタイルを統一できるようにした──
つまり、**「使える構文で、TeXを設計可能な道具に変えた」**のです。


GPTも同じです。
出力は驚くほど賢い。でも──

  • 忘れてほしくない記憶を忘れる
  • 同じプロンプトで違う答えを返す
  • 自分がどう影響しているかが分からない

まるで、TeXに初めて触れた人が \hbox{} を手打ちしていた頃のように
GPTユーザーも今、「文脈」「記憶」「スタイル」をすべて自然言語で手打ちしている状態です。


だから、LaGPT が必要です。

たとえば、以下のような構文があれば:

@include("style:concise")
@use_memory("project_brainstorming")
@freeze_response()
@clear_context()
  • 出力の一貫性を保ち
  • 不要な文脈のリセットができ
  • 明示的な記憶の選択が可能になり
  • 「再現性ある対話」が設計できるようになる

LaGPTとはなにか?

LaGPT は、ChatGPTや大規模言語モデルの出力・文脈・記憶を
**構文レベルで制御できる“中間言語”あるいは“設計のためのラッパー”**です。

LaTeXが TeX を支えたように、LaGPTは GPT を支える“思考の構造言語”となるでしょう。


LaGPTで可能になること(例)

構文例 効果
@include("persona:technical_writer") 出力トーンを明示的に切り替える
@memory("note_project_2024") 指定したプロファイルを呼び出す
@reset() 文脈の完全初期化
@freeze() 出力を固定化して、再生成時も同一応答にする

結論:GPTは「設計されるべきAI」へ

LaGPTは、単なる効率化のためのツールではありません。
それは AIを“構造のある道具”として信頼し、再現性をもって扱うためのインターフェースです。

TeXが「構文で整った知」を可能にしたように、
GPTにも「構文で制御された知的会話」が必要です。


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