記事やパワポ等のための画像&動画の作成方法の紹介
この記事は、神戸電子専門学校 ゲーム技研部 Advent Calendar 2023の16日目の記事です。
はじめに
画像や動画を作成/キャプチャーする際に、私が使っている手段についてまとめてみた記事です。
技術記事やパワポ資料を作ったり、ドキュメントを書いたり、一緒に開発する人との情報共有をしたり、就活での作品紹介をしたり…
画像や動画で資料を作らなければいけない場面は沢山あります。
私は、技術記事やドキュメントの執筆や、開発メンバーとの情報共有、技研部として学内でのセミナー開催などをする中で、なるべくサクッと、良い感じのものを作成する手段を模索してきました。
そういった経験から、ある程度私の中で、なるべく無料でお手軽な手段が確立されているので、それらを紹介します。
なお、本記事はWindows環境での解説です。
図や画像
作図とスクショの撮影の2つに分けて紹介します。
作図
PowerPointやGoogle図形描画、draw.ioで作ることが多いです。
いずれも、pngやsvgなどの複数の形式に出力できるため、重宝しています。
PowerPoint
一番よく使います。
画像として保存したいものを選択して、右クリック > 図として保存 で保存できます。
(保存先選択ダイアログから、ファイル形式も選べます)
- パワポ使ったことある人ならすぐに使える
- 開ける環境を持っている人も多い(共有しやすい)
- パワポのテーマに応じた配色ができるので、配色が楽。
- そのままパワポの資料として転用できる
などのメリットがあります。
デメリットは、有料であることと、作図用ソフトではないので使いづらい場面もあること。
作例(折りたたんでいます)
Google図形描画
Googleスライド(Googleのパワポ)等の図形作成機能のみを切り離したような感じのWebツール。
とにかく無料で手軽に使えるのが良い。
作例(折りたたんでいます)
draw.io
きっちりしたクラス図とかを描くならこれです。
今の私はあまりここまでちゃんとしたもの書く機会が無いので、ほとんど使いませんが…
Microsoft Visioはとても使いやすそうだとは思いますが、クラス図を作るにはMicrosoft 365とは別途購読課金が必要なので使っていません。
スクリーンショット
撮影(Snipping Tool)
Widows標準のSnipping Toolを使っています。
普段は、Windows+Shift+S
のショートカットで起動しています。
スクショの加工(MSPaint)
Microsoft Paint(ペイント/MSPaint) を使っています。
切り抜きや、隠したい箇所を塗りつぶししたり、
手っ取り早く簡単な画像編集をしたいときなどに使います。
(本記事前半部分で紹介したような作図ソフトで加工することもあります。)
動画
動画のほうが伝わりやすい場面もあるので、よく使います。
画面録画(Snipping Tool/OBS)
今は Widows標準のSnipping Toolを使っています。
(記事執筆地点で)割と最近追加された機能で、
任意の領域をお手軽に録れるので、とても重宝しています!
少し前まではOBSを画面録画ソフトとして使っていました。
(Bandicamは無料版でロゴが入るので使っていません)
ちなみに、OBSはそもそも配信用のソフトということもあって、文字や画像、カメラの映像等も映しながら録れるというメリットもあったりします。
OBSで文字を含めながら撮影した作例(折りたたんでいます)
これらのソフトを使う理由ですが、
技術系の記事を書く際は、以下のような場合があるためです。
- ウィンドウ内の特定の領域のみを撮影したい
- 複数のウィンドウを録画したい(複数ツールを跨いだ操作を撮りたい等)
Xbox GameBar(Windows+G
/Windows+Alt+R
)のウィンドウ録画や、Geforceのウィンドウ録画機能では、これらが実現できなかったので…
動画編集(ClipChamp)
単純な編集なら、「ClipChamp」 を使っています。
ClipChampは近年のWindowsで標準のソフト的な扱いで提供されています。
資料や、作った作品のプレゼン動画なら、これで充分事足りると思います。
少し凝った編集は、私は Adobe税を払って Premierer Proを使っていますが、周囲では無料のDaVinci ResolveやAviUtilを使ってる人も見かけます。
作例(折りたたんでいます)
作ったゲームのトレーラー
(Xboxのストアページに載せた)
就活用の作品紹介動画
gif画像への変換(Adobe Express)
Zennを含め、動画をそのままWebサイトに載せることは難しかったりします。
なので、私は大抵は動画をgifに変換しています。
変換には、Adobe Expressの動画からgifへの変換ツールサイトを使っています。
理由は以下の通り。
- 何もせずとも綺麗に出力される
- 出力対象の時間の範囲指定ができる
- アスペクト比の指定などがとにかく簡単
- Adobeアカウント(無料も可)さえあれば、無料で使える
ffmpegを使おうとしていた時期もありますが…綺麗に書き出すのが難しかったので使ってません。
おわりに
最近のWindows標準ソフトは非常に強力になってきているので、大体それだけで賄えることがとても多いです。
特に、スクショや画面録画においてSnipping Toolが強すぎるので、ぜひお試しください…!
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