『Windsurf』を試してみる
注:この記事は2025/02/05に作成しています。公開日とあっていませんのでご注意ください。
記事の概要
GitHub copilot、Cursorと試していたら「Windsurf」というEditorも最近目立ってきたようなので、試してみました。
Windsurfも例にもれずアップデートが早いので、今だけの情報になるかもしれません。
「Windsurf」とは?
公式サイト https://codeium.com/windsurf
- Codeium社が開発
- AIを活用したコーディング支援用のエディター
- AIエージェント的機能も追加され、強力
- VS Codeをフォークして開発されている
- VS Codeの拡張機能もほとんどが利用可能
- Windsurfはそれ自体がVS Codeと同じようにIDEであるため、Visual Studioなどでは使用できない
なお、「Codeium」というプラグイン/拡張機能もあるようです。
https://codeium.com/download ページの右側
料金プラン
なお、今回は課金せずにPro試用期間で試用しました。
重要な設定(プライバシーの設定)
※この設定は、会社や受託開発で使う場合は必ず設定した方がよいでしょう。
https://codeium.com/settings にアクセス
「Disable code snippet telemetry」にチェックを入れて、[Save]ボタンを押下
なお、有料プランだと設定しなくても有効になるようです。
公式ドキュメント
Windsurfの設定
なお、Windows 10で試しています。
設定・拡張機能のインポート
VS CodeもしくはCursorの設定および拡張機能をインポートできます。
- 初回起動時
- コマンドパレットから、下記のいずれかを入力
-
VS Codeからインポートする場合:
import VS Code settings import VS Code extensions
-
Cursorからインポートする場合:
import Cursor settings import Cursor extensions
-
これでインポートされると思いきや、環境によっては拡張機能のインポートに失敗する人もいるかと思います。これは、拡張機能のデフォルトの取得先が「Open VSX Repository」になっているためです。
Open VSX Repositoryになっている場合は、以下の設定をVIsual Studio Marketplaceの場所に書き換えます。
- Windsurf: Marketplace Extension Gallery Service URL
https://marketplace.visualstudio.com/_apis/public/gallery - Windsurf: Marketplace Gallery Item URL
https://marketplace.visualstudio.com/items
書き換えたら、再び拡張機能をインポートし直しましょう。
設定
設定方法はいくつかあります。
- 右下にある[Windsurf - Setting]ボタンから設定
- コマンドパレットで
windsurf
と入力して項目ごと設定
AIの振る舞いルールの設定
Global AI Rules
AIの振る舞いをカスタマイズするための設定機能です。この設定は、すべてのワークスペースに適用されます。
右下にある[Windsurf - Setting]→「Set Global AI Rules」で設定
この設定のファイルはC:\Users\【ユーザーフォルダ】\.codeium\windsurf\memories\global_rules.md
に置かれていました。
.windsurfrules
プロジェクトのルートディレクトリに.windsurfrules
というファイルを作成します。このファイルに、プロジェクトやチーム固有のルールや情報を記述します。
.windsurfrulesをリポジトリにコミットしてチーム全体に共有することで、チームメンバー全員に同じ設定を反映します。
主な使い方
Cursorと大体同じです。
感想
(GitHub Copilot、Cursorもそこまで使い込んでいませんが)Cursorと同等レベルの印象を受けました。
Cursor/Windsurfのどちらを導入するかは悩みどころだと思います。
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