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『GitHub Copilot』を試してみる

2025/03/14に公開

注:この記事は2025/01/04に作成しています。公開日とあっていませんのでご注意ください。

記事の概要

GitHub CopilotにFree(無料)プランというのが開始されていたので、年末から少し使ってみていました。この記事はその時のメモです。

なお、アップデートサイクルが早いので、今だけの情報かもしれません。

環境

OS: Windows10 pro
IDE: Visual Studio 2022 (17.10以降が必要)

必要なもの

利用には、GitHubのアカウントが必要です。

重要な設定

この設定は

  • 意図せずOSSのコードを組み込んでしまうライセンスを侵害するリスクを排除する
  • 自分(もしくは会社)のコードをGitHub/Microsoftと共有しない、学習に利用しないようにする

ための重要な設定です。
なお、企業用アカウントの場合は、大本で一括コントロールできるようです。

手順

  1. GitHubのサイトにアクセスし、GitHub Copliotを使用するアカウントでログインする
  2. Settingsページに移動する
    ページ右上の自分のアイコン → [Settings]

  3. Copilotの設定ページに移動
  4. 以下の2項目の設定をする
  • Suggestions matching public code (duplication detection filter) を Blocked に選択する
  • Allow GitHub to use my data for product improvements のチェックボックスを外す

メモ

Suggestions matching public code (duplication detection filter)に一致した場合のメッセージ:
メッセージ

Freeプランとは

今までは有料プランでしかGitHub Copilotの使用ができませんでしたが、以下の制限内で無料で使用ができるようになりました。

  • 1ヵ月あたり2,000件のコード提案(コード補完)
  • 1ヵ月あたり50件のChatメッセージ

機能

こちらの記事を参照してください
https://zenn.dev/kconcon/articles/adc2851921277a

チャットの開き方のメモ。以下のどちらかで開きます。

  • Visual Studioの右上の [チャット ウィンドウを開く] を選択
  • Visual Stuidoの[表示] → [GitHub Copilotチャット] を選択

感想

コード提案・コード補完

  • UnityおよびC#環境: 提案されたコードの精度があまりよくなく、使えなかった印象です。
  • C++環境: 的外れな提案の時もありますが、結構いい感じでした。ただし、必要ない時にも提案が表示されてしまい、コードが見づらくなることも多々あり。

インラインチャット

マークダウンのテーブルを作ってもらったりしました。便利。

チャット

プログラムのことで調べたいときに、いちいちブラウザを開いて、ググって(もしくはAIサービスを使って調べて)をしなくていいのがラク。

Gitのコミットメッセージ

コミットメッセージの自動生成はイマイチな印象です。

メモ

カスタムインストラクションという機能で、AIをカスタマイズできるようなのでメモ。


追記

以下にその後の記事を追加しました
https://zenn.dev/kconcon/articles/8cfbcf9521a37e

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