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Rust を試してみる

2024/08/15に公開

概要

世の中で徐々に C/C++ から Rust への移行が始まっているので、Rust を試してみようと思い、環境構築から試してみました。

同じような記事はネットで沢山あがっていますが、当然ながら古い記事もあり、少しハマりました・・・。
この記事の内容は 2024/08/15 に試しています。

環境

OS: Windows 10
Rust: 1.80.1

インストール

参考にしたサイト:
https://www.rust-lang.org/tools/install
https://qiita.com/rfukudome/items/76fd9251f4885de69edd

C++ のビルドツールをインストール

C++ のビルドツール(コンパイラ)が必要
→自分の環境にはすでにインストールされているので割愛させていただきました。参考にしたサイトなどでご確認ください。

Rustのインストール

  1. インストーラーをダウンロード
  2. インストーラーを起動(ダブルクリック)
  3. 選択肢が出るので、デフォルトを選択(そのままリターン)
  4. PATH を通す
    C:\Users\【ユーザーフォルダ】\.cargo\bin にPATHを通す(ユーザー環境変数の Path に追加する)

なお、デフォルトでインストールをすると C:\Users\【ユーザーフォルダ】\.cargo にインストールされるようです。

動作チェック

  1. PowerShell を起動
  2. rustc --version を実行
  3. Rust のバージョンが表示されていればインストール成功
PS > rustc --version

rustc 1.80.1 (3f5fd8dd4 2024-08-06)

まずは「Hello World」

  1. 適当にフォルダを作成
  2. 作成したフォルダ内に hello.rs ファイルを作成
  3. hello.cs ファイルを VS Code などで編集
fn main()
{
	println!("Hello world!!")
}
  1. PowerShell を起動
    1. で作成したフォルダに移動
  2. コンパイル
PS > rustc hello.rs

エラーの場合は error が表示されます

  1. 実行
PS > .\hello.exe

Hello world!!

ここまで出来れば、とりあえず Rust のコードを書いて試すことはできます。
ここから下は、ドキュメントだったり、ちょっとした応用編となります。


ドキュメント

公式:
https://doc.rust-lang.org/book/

日本語訳(注:コミュニティによる日本語訳なので、バージョンが少し古い):
https://doc.rust-jp.rs/book-ja/title-page.html

コーディングスタイル

公式:
https://doc.rust-lang.org/nightly/style-guide/

フォーマッタ

フォーマッタが公式からリリースされている
https://doc.rust-jp.rs/book-ja/appendix-04-useful-development-tools.html#rustfmtを使った自動フォーマット

インストール:

PS > rustup component add rustfmt

info: component 'rustfmt' for target 'x86_64-pc-windows-msvc' is up to date

注:メッセージは環境によって違うはずです

実行:

PS > rustfmt hello.rs

成功していれば、対象のソースコード(hello.cs)がフォーマットされているはず

Rust 入門

下記のサイトなどをみてやってみようかなと
https://zenn.dev/mebiusbox/books/22d4c1ed9b0003

自分メモ:

  • Rust は標準でオブジェクトを不変(Immutable)で束縛する
  • Rust は、ほとんどが式
  • セミコロンは、式を文に変化させるもの

Rustのプロジェクトを作成する

  1. 適当なフォルダで下記のコマンドを実行
PS > cargo new 【プロジェクト名】

VS Code 拡張機能

rust-analyzer

公式からリリースされている:
https://marketplace.visualstudio.com/items?itemName=rust-lang.rust-analyzer

注:使用する時は、プロジェクト作成時に生成される Cargo.toml ファイルが必要になるので、プロジェクトを作成した方が良いです。

エラーの時は左下の rust-analyzer の箇所が赤く表示されます

VS Code の設定

setting.json 等に書く

{
	"[rust]": {
		"editor.formatOnSave": true
	}
}
  • ファイルセーブ時のオートフォーマットを有効

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