【完全版】チャレンジパッドの改造方法
今回は、株式会社ベネッセコーポレーションの通信教育サービス「進研ゼミ」の解約後に、Androidタブレットとして活用する方法について世界一わかりやすく解説します。
必要なもの
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チャレンジパッド3/Neo/Next本体(以降まとめてチャレンジパッドと呼びます。)
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WindowsPC
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USBケーブル(USB-Aオス - Mini USBオス)
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microSD カード
今回の改造では、数MBのものでも構いませんが、使い終わったら別用途で使えないので32GBくらいのものを買っておきましょう。
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1. 工場出荷状態に初期化
- チャレンジパッドの電源を切ります。
- チャレンジパッド3/Nextの場合は、電源ボタンとホームボタンを同時に長押しする。
チャレンジパッドNeoの場合は、電源ボタンと音量の「+」ボタンを同時に長押しする。 - 電源が入り、Benesseのロゴが表示されたら電源ボタンのみ指を離す。
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システム復旧モードに入りますと表示されたらホームボタンから一瞬指を離し、再度すぐに長押しする。 -
工場出荷状態に戻しますか?が表示されたら、音量ボタンで「はい」にカーソルを移動させ、電源ボタンで決定をします。 - 自動で初期化が始まるので、終了するまでしばらく待ちましょう。
参考記事
2. Setup Login の準備
- 以下のGitHubから、
test_environment_info.xmlをダウンロード。
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ダウンロードしたxmlをmicroSDカードの最上位ディレクトリに配置。

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microSDカードをチャレンジパッドに挿入。
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チャレンジパッドの電源を入れ、「まず、最初に押そう!」を押下。

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「わかった」を押下し、Wi-Fiの設定まで完了させる。
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更新中と表示されるので、終了するまで待機。
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アプリ一覧が表示されるので、
Easy BLUを押下してインストール。

3.ブートローダーをアンロック
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Easy BLUが自動的に起動するので、左下にある実行を押下。
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処理が終わったら左下の
開くを押下し、開発者向けオプションの設定に移動。

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一番上にある
ONとUSBデバッグのスイッチを有効化する。

4. Google USB ドライバの準備
- 以下のページから、自分のPCにあったファイルをダウンロード。
- ダウンロードしたzipを
C:\に展開し、環境変数にC:\platform-tools追加。
5.システムイメージをダウンロード
以下のGitHubから、お使いのチャレンジパッドの型番と一致するzipファイルをダウンロードし、ファイルを展開。
6.デバイスドライバーを充てる
- チャレンジパッドとPCをUSBケーブルで接続する。
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PowerShellを開き、adb devicesを実行する。
- チャレンジパッドにUSBデバッグを求めるポップアップが出てきたら、
OKを押下。
- そのまま、
PowerShellでadb reboot bootloaderを実行し、ブートモードにする。 -
デバイスマネージャーを開き、ほかのデバイスから、Androidを右クリックし、ドライバーの更新を選択。
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コンピューターを参照してドライバーを検索をクリック。 -
コンピューター上の利用可能なドライバーの一覧から選択しますをクリック。 -
Android Deviceを選択し、次へをクリック。
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Android Bootloader Interfaceを選択し。次へをクリックし、手順に従ってドライバーを充てる。
7. システムイメージをインストール
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UNLOCK BOOTLOADER.bat を実行し、チャレンジパッドに何か文字列が表示されたら、音量(+)を押す。
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コンソールが閉じたら、INSTALL GMS SYSTEM.bat を実行します。
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続行する場合は、「Y」キーを押します。中止する場合は、「n」キーを押します。

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起動ロゴがGoogleになっていたら成功です!

謝辞
本記事の内容作成にあたり、以下の情報を参考にしました。
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