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fnm(Fast Node Manager)の導入方法
はじめに
- fnmを入れるとNodeのバージョン切り替えがしやすくなります。
- この記事ではインストール方法と簡単な使い方を紹介します。
- 簡潔にまとめたものなので、もっと詳しい情報を知りたい方は参考記事を参照してください。
前提
- OS:Windows10 or 11
- PowerShellで操作
- Chocolateyでインストールする
概要
fnm(Fast Node Manager) はNode.jsのバージョン管理ツールです
良い点
- 自動切り替えに対応している
- メンテナンスされている
インストール方法
-
Chocolateyが入っていない場合はインストールする
- 補足:ソフトを使わずにPowerShellでインストールも可能
-
管理者権限でPowerShellを起動し、下記コマンド実行
cinst fnm -y
-
プロファイルを作成
Microsoft.PowerShell_profile.ps1fnm env --use-on-cd | Out-String | Invoke-Expression
-
プロファイルを配置
Microsoft.PowerShell_profile.ps1 の格納場所は PowerShell で$profile
と入力すると確認できます。 すでにファイルがある場合はコマンドを追記してください。# Windows PowerShell C:\Users<ユーザー名>\Documents\WindowsPowerShell\Microsoft.PowerShell_profile.ps1 # PowerShell C:\Users<ユーザー名>\Documents\PowerShell\Microsoft.PowerShell_profile.ps1
-
インストールの確認
a.fnm -V
を実行し、バージョンが表示されればOK
※コマンドプロンプトで設定したい場合の手順
- レジストリに登録
reg add "HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Microsoft\Command Processor" /v AutoRun /t "REG_SZ" /d "call c:%HOMEPATH%\.cmdrc.cmd" /f
- Win+Rキーで検索を開き「%HOMEPATH%」を検索してフォルダを開く
-
.cmdrc.cmd
というファイルを作成(すでにある場合は不要) - ファイルに下記を記述して保存
@ECHO OFF IF "%FNM_SETUP%"=="True" ( EXIT /b ) SET FNM_SETUP=True FOR /f "tokens=*" %%z IN ('fnm env --use-on-cd') DO CALL %%z
使用方法
インストールできるバージョン一覧
```powershell
fnm list-remote
```
インストール
```powershell
fnm install {version}
```
アンインストール
```powershell
fnm uninstall {version}
```
利用するバージョンの指定
```powershell
fnm use {version}
# デフォルトのバージョンを指定する場合
fnm default {version}
```
利用するバージョンの確認
```powershell
fnm current
# 一覧で確認
fnm list
```
プロジェクトで利用する Node.js のバージョンを変更する
プロジェクトのルートディレクトリに利用したい Node.js のバージョンを記述した .node-version ファイルを設置しておくと自動的にバージョンを変更してくれます。
```node-version:.node-version
v18.9.0
```
コマンドから.node-version
ファイルを生成したい場合
powershell node -v > .node-version
参考記事
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