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Claude Code ActionをMaxプランで正式に使う
はじめに
AnthropicがClaude Code v1.0.44でClaude Maxサブスクリプションのサポートを追加しました。これにより、APIキーを使用せずにGitHub ActionsでClaude Codeを活用できるようになりました。
注意
- 複数の開発者が作業するリポジトリでは、従来通りAPIキーの使用を推奨
- チーム開発の場合は、各自のMaxサブスクリプションを共有することはできません
セットアップ手順
1. Claude Codeのアップデート
# バージョン確認(1.0.44以上が必要)
claude --version
2. GitHub Appのインストール
claude
/install-github-app
ブラウザが立ち上がり、GitHub上でアプリのインストールに遷移します。
Claude Codeのターミナルに戻り、以下のオプションから選択:
- 現在のリポジトリを使用
- 新しくリポジトリを作成
3. 長期トークンの作成
一つ目のオプションを選択することで、Maxプランでのサブスクで契約をしているアカウントとして長期トークンが生成されます。これにより、今までは数時間おきにトークンをリフレッシュしなければいけなかったのが解消されます。
> Create a long-lived token with your Claude subscription
スラッシュコマンドで問題が発生した場合:
claude setup-token
4. リポジトリの設定
あとは、自動で設定が行われる
- 設定が終わると2つのファイルの変更が作成されるので、必要に応じて修正(例:allowed_toolsの設定や、npmからpnpmへの変更、カスタム指示プロンプトの設定など)
- claude.yml: 手動トリガーで柔軟な対応が必要な場合
- claude-code-review.yml: PR作成時の自動レビューを実施したい場合
.github/workflows/claude.yml の詳細
- 標準的なClaude Code Actionのワークフローファイル
-
/install-github-app
コマンドで自動生成される - PR/Issueで@claudeをメンションするとClaudeが応答する汎用的な設定
- コードの実装、バグ修正、質問への回答など多目的に使用
.github/workflows/claude-code-review.ymlの詳細
- コードレビュー専用のワークフローファイル
- PRが開かれたり更新されたときに自動的に実行
-
@claude
メンション不要で自動レビュー - コード品質、潜在的なバグ、パフォーマンス問題に特化
- ワークフローファイルの変更はローカルで行われるため、手動でコミット・プッシュ・PR作成をする。
- PRを作成すると、早速Claude Code Actionが走る
- GitHubリポジトリのシークレットから
ANTHROPIC_API_KEY
を削除(もし以前の方法で設定していた場合) -
CLAUDE_CODE_OAUTH_TOKEN
のみを保持していることを確認
- Claude Code Actionが正常に動作していることを確認!
まとめ
Claude MaxプランユーザーはAPIキーなしでClaude Code Actionを利用できるようになりましたが、個人プロジェクトや単独開発での使用が前提です。チーム開発では引き続きAPIキーの使用が推奨されます。
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