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[Rust]Cargoで実行するmain.rsを指定する方法

2021/09/09に公開

Cargoとは

Cargoとは、Rustのビルドシステム、パッケージマネージャー。

プロジェクトの作成方法

下記コマンドを打ち込むことでプロジェクトを作成することができる。

cargo new hello_world(ここは何でもいい) --bin

cargo new実行後のファイル構成。

hello_world
    ├── Cargo.toml
    └── src
        └── main.rs

src/main.rsの中身を見てみると、簡単なプログラムが書かれている。
実行するとコマンドラインにHello, world!が出力される。

fn main() {
    println!("Hello, world!");
}

実行方法

cargo run

結果

Hello, world!

Cargoコマンド

コマンド 効果
cargo run 実行
cargo check パッケージの分析、文法チェック
cargo build ビルド
cargo clean targetディレクトリの削除
cargo clippy checkよりも賢いチェックをしてくれる
cargo fmt フォーマット
cargo test テストコードの実行

他にもたくさんコマンドがあるっぽいので時間がある時に色々見てみます。

指定のmain.rsを実行する方法

こんな感じのファイル構造でmain2.rsを実行したい時があると思います。

└── hello_world
    ├── Cargo.lock
    ├── Cargo.toml
    ├── src
        ├── main_1.rs
        └── main_2.rs

そんな時はCargo.tomlを修正します。

[package]
name = 
version = 
edition = 

....

[[bin]]
name = "main_1"
path = "src/main_1.rs"

[[bin]]
name = "main_2"
path = "src/main_2.rs"

実行方法

cargo run --bin main_2

終わりに

これからもRustについて記事投稿していこうと思うのでぜひぜひよろしくお願いします〜〜。

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