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services-config.json で使えるカラム情報のお話

に公開

初めに

Unity Hubの起動画面とか、そこでの挙動とかを変えるのに使われる設定、 services-config.json

https://docs.unity.com/licensing/ja-jp/manual/ClientConfig

実はいろんな設定があるのですが、ここら辺の話が散逸しててどこみてもばーらばらで…
なので一か所にまとめました。

結論だけ先に

  1. ここにファイルを作る C:\ProgramData\Unity\config\services-config.json
  2. services-config.jsonにこの内容を書く
{
  "hubDisableSignInRequired": true,
  "hubDisableWelcomeScreen": true,
  "hubDisableAnalytics": true,
  "hubDisableCommunity": true,
  "hubDisableLearn": true,
  "hubDisableVisualStudioDownload": true
}

自環境ではCloudProjects使ってるので上だけど、使ってない場合はこれ

{
  "hubDisableSignInRequired": true,
  "hubDisableWelcomeScreen": true,
  "hubDisableAnalytics": true,
  "hubDisableCommunity": true,
  "hubDisableLearn": true,
  "hubDisableVisualStudioDownload": true,
  "hubDisableCloudProjects": true
}

起動画面とかUIいじったりとか

一番出てこないのがこれ

Hub UI/機能制御

  • hubDisableSignInRequired
    ユーザーがサインインしていないと表示される画面を無効化

    これ

  • hubDisableWelcomeScreen
    起動時の画面を無効化

https://learn.unity.com/tutorial/activating-your-education-grant-license-egl#633c7d2dedbc2a27f682e7b5

  • hubDisablePersonalLicense
    パーソナルライセンス選択を無効化(企業用途向け制限)

    こんな感じに消えます。

    このサインイン時の表示もなくなります。事故のもとなので大事

  • hubDisableAnalytics
    Unity Hubの使用分析/クラッシュレポート送信を無効化
    今はGUIで設定できるようになったので今効いているかは不明

  • hubDisableAutoUpdate
    HubやEditorの自動アップデートを停止

  • hubDisableCloudProjects
    クラウドプロジェクトのリストを非表示

  • hubDisableCommunity
    Hubのコミュニティ/フォーラムタブを非表示

  • hubDisableLearn
    Hubの「Learn」コンテンツ(チュートリアルやドキュメント)を非表示

インストール設定関連

ネットワーク/Proxy関連

  • enableProxyAutoconfig
    環境における自動プロキシ設定(PACファイル)を有効化し、パッケージマネージャなどで認証が必要なProxy環境に対応

もう消えた機能

  • hubDisableSignIn
    ユーザーがサインインできないようにする機能だったが、3.6.0時点で使えなくなった
    今でもアイコンが見えなくなったりするので完全につぶれてはいないが、消したほうがよさげ

以前に"hubDisableSignin":trueフラグを有効にした場合は、このフラグを削除して、上記のフラグに置き換える必要があります。"hubDisableSignin":trueフラグを保持することもできますが、これによりサインイン機能がすべて削除されます。

ライセンスサーバー系

ここ見たら大体乗ってる。商用ライセンス、それもかなり特殊な奴じゃないとつかわないので参考程度に

https://docs.unity.com/licensing/ja-jp/manual/ClientConfig

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