弟子3号が配信部について書く
このブログはJAWS-UG(AWS Users Group – Japan) Advent Calendar 2023の19日目の記事となります。他にもJAWS-UGの運営Know-Howが詰まった記事がありますのでご確認頂けますと幸いです。
配信部の弟子3号です!
私がAWSについてアウトプットできる数少ない機会‥ということで今回は配信部について書きたいと思います。
JAWS-UG配信部とは?
JAWSの勉強会でのオンライン配信・ハイブリッド配信を支部横断でやっていく組織になります。JAWS内で支部横断の組織というのは初で、手探りでやっていっています。10~12月にかけて約25回の配信を実施しています(reinvent後は週に5回のペースで実施していました)。
JAWS以外にも下記のコミュニティの配信支援を行っています。
- AWS Startup Community
- Amplify Japan User Group
またJAWS DAYS/JAWS PANKRATIONなど大規模イベントは、配信部では現時点で取り扱っておりません。個別にチームを結成しているケースが多いです。(まだ依頼が来たことがないからというのもある)
主な配信方法
配信部の活動以外のものも含めて、AWSのコミュニティ関連で実施している配信方法は、主に3つになります。
- オンライン配信
- Streamyardを使って、Youtubeへ配信を行う方式です。
- ハイブリッド配信 (AWSオフィス)
- AWSの会議室を使って配信を行う方式です。
- Teamsに接続されている会議室みたいなものを想像していただけるとわかりやすいです。
- ハイブリッド配信 (その他拠点)
- AWS以外の拠点で配信を行う形式です。AWS Loftで配信をしたい場合、もっと音質の良いマイクで配信したい場合もこのやり方が使われます。
- 過去実施例: AWSカーニバル/AWS Dev Live Showなど
オンライン配信
Streamyardを使って、Youtubeへ配信を行う方式です。
SaaSのため、一番楽な配信方法です。デメリットとしては、登壇者側はそこそこのスペックのPCを用意しないと画面が固まったりすること、登壇者は10名に制限されることが挙げられます。
ハイブリッド配信 (AWSオフィス)
AWSの会議室など、会議室自体がWeb会議システムに接続している拠点を利用する方法です。目黒と中之島にあります。
Amazon WorkspacesからAmazon Chimeに接続し、その画面をOBS StudioでキャプチャーしてYoutubeに送出します。
メリットとして物理機器の準備などから解放される一方で、映像、音質は少し悪くなります。特に映像をChimeで流すと、FPSが低いことで映像がガビガビになります。映像を流す場合はあらかじめOBS側で映像用のフレームを用意する必要があります。
ハイブリッド配信 (その他拠点)
AWS以外の拠点で実施、もしくはAWS Loftで実施するやり方です。今までJAWSでは誰も成功者がいません。
AWSカーニバルの際はAtem Miniという物理機器にLANケーブルを接続、Youtubeに送出するやり方を検討しておりましたが、NW周りで問題が発生し、急遽Atem Mini→Zoom→スマホのテザリング→Youtubeで配信をしました。
(あの後、Wifi中継機兼トラベルルーターを購入し、装備するようにしました。)
メリットはAWSオフィスがない地方でも配信ができる、音質・映像にこだわれる一方で、物理機器に対しての考慮が必要になり、難易度が高く事前下見も必要になります。
長期的に配信部を続けていくために
立ち上がった配信部ですが、長期的に活動を続けていく上でまだ課題が残っている状況です。
コミュニティ活動を続けていく上で、運用を考慮しないといけないというのは大きな教訓でした。
このため来年以降は運用負荷を下げていくような試みを進めていきたいです。
- 優先度を決めてマニュアルを作成
- まずは配信関連の手順書、事前準備の内容を取りまとめておくなど
- 定期的な講習会の実施
- 新規に参加をしやすくする - 手作業の自動化
- 配信依頼が来たらSlackに通知を送る、配信ドキュメントの雛形を作成する
- 定例が近づいたら通知を送る
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